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「TAKIGAHARA CRAFT TOURISM」


滝ヶ原ファームでは農業だけでは無く、
伝統工芸にもアートを融合させて「体験」だけではなく文化を学びながら作品も創らせてもさせていただきました。
日本に生きているのに知らないことの方が多く、
たくさんの学びがありました。
楮、三椏は知っていましたが雁皮の和紙は知りませんでした。
講師の堀江美佳さんも地域のお爺さんとの出会いでつながったそうです。
誰も雁皮を取らなくなっていたのですが、
少しずつ雁皮紙拡がっています。

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WASHI PAPER 和紙

紙作りの一連の工程、TAKIGAHARAの自然物を使い和紙に図柄を与える体験。手作りの和紙、サイアノタイプという技法で作品を作り続けている石川県を拠点とする写真芸術家、堀江美佳を講師に迎えます。

貴重な資源

和紙は、水と植物(楮・三椏・雁皮)の靭皮繊維を主原料として作られています。靭皮繊維(じんぴせんい)とは植物の表皮のすぐ内側にあるやわらかい内皮のこと。その原材料の中でも雁皮から作られる雁皮紙は滑らかで独特の光沢を有しながら、丈夫で虫の害にも強いので、古来、貴重な文書や金札に用いられた和紙です。滝ヶ原町では、その雁皮の採取場所の最北端のひとつとして知られています。発育が遅く険しい山肌に育つ雁皮は採取する後継者も減り、現在では貴重な資源となっています。

自然の造形美を探し、それを和紙に残す

この体験では雁皮の生活文化やその歴史について聞き、加賀市在住の和紙作家、堀江美佳を講師に迎え、雁皮から和紙を作る作業、和紙にサイアノタイプで絵柄をつける体験して頂きます。サイアノタイプとは、薬品を塗布した紙の上に被写体を置き、日光や紫外線に当てると光の明暗が青色の濃淡として表現される技法。滝ヶ原には落ち葉や草花、鳥の羽、枝や葉脈など、被写体は身近にたくさんあります。太陽の元で美しいブルーのプリントにしてみたくなるような、自然の造形美を探し、それを残すワークショップを開催します。

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