型がなくても型抜きクッキー
やりたいことリストにリストアップされた項目のうち、すぐにやらなかったことは段々どうでもよくなってきて、いつの間にかすっかり熱が冷めていた、みたいなことはよくある。
26年間で「あれ?なんでこれやりたかったんだっけリスト」或いは「嗚呼あのときから続けていれば今頃は…リスト」はかなりのボリュームになるんだけど、ここ最近はあまりのんきにお出かけできないこともあって、実行率が急上昇中。
さて、先週末は型抜きクッキーを作った。リストにあがってから実行までが中一日という、稀に見る機動力。仕事でも発揮できたらどんなにいいだろう。
先日のnoteで型抜きクッキー製作への行き過ぎた想いを綴ったために、ひくにひけなくなったという事情も若干あるけれど(別に誰から責められる訳でもないのに)、とにもかくにも成功と呼んでいいクッキーが出来上がったのでここに満を持して披露させていただきます。どどん
今回はおからパウダー入りの生地。
泣く子も黙るほどのクラフトマンシップで、クッキーの型を自作。
絵は昔から得意ではなかった。右下は商品化に至らなかった幻のニンジン。?
努力の結晶、牛乳パッククッキー型。この辺でだいぶ満足しはじめる(疲れた)
何に見えるかは受け手の感性に委ねるものの、我ながら愛くるしい光景
オーブンの光に照らされる生地。夕暮れ時みたいな影
私のクラフトマンシップに火をつけた張本人である同居人は(前回のnote参照)、焼きたてのクッキーをぼりぼりと頬張り「まだ熱くて少し柔らかいけど十分にいけるね、これ。うん、んまい」と言ってのけた。そりゃどうも。
昼過ぎから作業開始したのにいつの間にか夕暮れ時になっていて、クッキーのお供はホットコーヒーではなく、缶ビールに。へとへとになり、一日中キッチンにいた自分に呆れないでもない。でも「型がないところに自ら型を作る」なんて、それだけ聞いたらシリコンバレーの起業家みたいですごいぞ、自分。まあ、クッキーの話なんだけども。
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クッキー型の作り方
おからパウダークッキーの作り方