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17. 人と演奏する、ということ


「人と演奏する」

ということについて、ふと、考えが浮かびました。

ふだん、自分以外の人と音楽をやるときに、皆さんはどんな感じですか?
あまりにも抽象的な質問ですが(笑)

おそらく、だいたいの場合において、
 ・自分のパートをしっかり演奏する
 ・周りの人の音を聞く

みたいな感じでしょうか。

これって、一見、人と合わせているようで、分離してませんか?
「自分」対「人」って。


音楽は「目には見えない芸術」

よくよく考えたら、「目に見えないものを人とやり取りしている」って、すごくないですか?

これって、演奏している者同士の間の空中で「それぞれがテレパシーで互いの音を絡ませて音楽という形に組み立てていってる」っていうことだと思うんですよね。

そう、「形」になってるんです。
目には見えないけど、「形」がある。
それがそれぞれのバンドの「特徴」とか「個性」として認識されるのですね。

私はオーラとかは見えないんですけど、音楽の「形」は見ようと思えば、見えます。

目に見えない世界の話をすると、ひいちゃう人もいると思いますが、目に見えないものの方が実は多いんじゃないかな、と思います。

例えば、人の思いなんて、見えないじゃないですか。
でも、「思い」というのは、確実に存在しているわけで。

人と演奏してアンサンブルがしっくり来ない時に、例えば太鼓だったら、打面を叩く瞬間が遅いとか早いとか、「目に見える動作の部分に注目」することが多いように思います。

そういう個々の問題というのも、勿論あるでしょうけれど・・・

それより、みんなの間の空中で起きていること、、、

なんていうか、「自分の魂の一部というか、代理人みたいなものが、真ん中の空中に行って、で、他のメンバーから抜け出てきた魂ちゃんor代理人達とやりとりしている」っていうのをイメージすると、またちょっと違ってくるんじゃないかなと思います。

自分の絵心の無さに悶絶(笑)

ふと気づけば、私達Kitchen Moodは、こういう感じで演奏してるかな、と。

誤解されると困りますが、いわゆる普通に想像される「練習」というのも、勿論ちゃんとやってますよ(笑)

今更、インスタ始めました(笑)

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