08. カウベル(ボンゴベル)の役割 3iica
spicy music duo "Kitchen Mood" の ミーカです🎵
先日、スゴイことを発見しました!
また突拍子もないことを書くので覚悟を!(笑)
salsa や son では、coro-canta(call & response)の場面になると、
campana(cowbell)が入ってきます。
金物が入ってくると
「盛り上がってきたぞ~!」
って感じしますよね~♪♪
「ホラ行けーーーーーーーっ!」
って言われてる感じ🎵
「浮かれ気分にさせる楽器No.1」
とも言えるこの "campana"!
でも、よくよく聞いてみると、
すんごーーーく落ち着いてて、
ドシッとしていませんか?
その
「ドシッっとしている理由」
が分かったのです!
"campana"は、基本的には「1&3拍目」を鳴らすだけ。
(もっと細かいパターンもありますけどね)
でも、イカした bongosero
(ボンゴ奏者)のcampanaは、
すごくリズムを引き締めていますよね!
「キュッ、キュッ!」って感じ♪
①浮かれさせつつ、
②引き締めて、
③ドシッと聞かせる!
なんて、スゴくないですか?!
さて、この campana のパターンについて、
今まで間違った解釈をしていたことに気付きました。
音符で書けば、確かに1&3拍目なのですが、
よーーーーく
よーーーーーく
よーーーーーーく
聞いてみると・・・
ぬぁ~んと!
1拍目・3拍目の、ド頭じゃない?!
1&3拍目より少し遅いのです。
試しに、コレ聞いてみてください。
再生速度は75%か、50%にすると、お気づきになると思います🎵
(2:10 あたりから、campana が入ってきます🎵
「どう聞いても1&3だ!!
お前の耳がオカシイ!!」
と思った方は「ある意味、正しい」ですが
常識から抜け出してこそ!
と思って下さるようでしたら、この先も読み進めてください。
確かに、パッと聞いた感じでは1&3。
叩いている御本人も
1&3のつもり、と思われます。
が、叩いている感覚としては、
「コン♪ コン♪」ではなくて、
「ンコン♪ ンコン♪」
という感覚なのだと思いますし、そう聞こえます。
つまり、1・3のド頭ではない!
つまり、campana の鳴っている音は
1&3より少し後ろ!
なぜ、1・3より少し後ろに ?
これは、裏2拍3連を感じているからとか、
「言葉」から来ているというのもあると思いますが、
まだ研究の途中なので、明言は控えます。
(要は、廻っているということなんでしょうけれど。)
とりあえず、現段階では、
campana は厳密にいえば
1・3拍目のド頭より
少し後ろで鳴っているからこそ、
ドシッと落ち着いて聞こえる!
ということが分かりました。
ドシッと風格を備えた
ビートで聴く人を安心させ、
かつ、
金属特有の音色で
人の気分を高揚させる。
その相互作用は人知を超えています。
campana ひとつで
カッコ良くもカッコ悪くもなれる!
ということですね!
単純そうに見えるものほど侮れません!
SONのギターも1&3で「チッ、チッ」と言っていますので、
それを「ンチッ、ンチッ」と感じた方がいいのかも?!
練習しようっと♪♪