12. 「音の会話」=演奏 3iica
spicy music duo "Kitchen Mood" の ミーカでーす✌
昨日も今日も、ラテンをやりたい生徒さんが来ました♪
昨日のSさんはエイジが、今日のIさんは私が担当~♪
どちらがどちらを受け持っても良いのだけど、
歌の比重が大きい生徒さんは私のクラス、かな?!
Sさんも、Iさんも、
レッスン中、キャッキャしてます(笑)
何で???
「感覚が変わる瞬間を体感」しているからです♪
多分、一般のラテンレッスンって、
「パターン」を習うこと
になっちゃってると思うんですよ。
congaさんがこういうパターン。
bongoさんはこう。
timbalesさんはこう。
じゃ、全員で合わせてみよう~!
わぉ~!音がイッパイ、楽しいなーーー!
これぞ、ラテンッ!
パターンの集合体
ですね。
上手な人たちが合わされば、それでもいいんでしょうけれど、
ラテンの面白いところって、何だったのか?
忘れてない?!
面白く感じるところは、もちろん人それぞれです。
だけど、多くの人が感じるのは、そのグルーヴでしょう?
簡単に言えば、
「踊りたい気持ちになること」です♪
上手な人が正確に演奏すれば、
音が重なるべきところは確かに重なります。
でも、お互いの演奏が「会話」になっていれば、
音の重なるところには
意味が生じるし、
音が重ならないところにも
意味が生じる。
音は一瞬で過ぎ去っていくから「今」を楽しむ。
「今」の会話。
相手の「今」に反応する。
それはその日によって違う。それを楽しむ。それが
リアルタイムなグルーヴになっていく
んじゃないでしょうか?
うちのラテンの生徒さんたちには「会話」を伝えています。
「今まで知っていたラテンのパターンは、
実は、こういう会話になってたんだ!」
と気付くと、
パターンが単なるパターンじゃなくて、
生き物になっていきます。
リズムが生きているから、踊りたくなる♪
会話、つまり、
「相手があっての自分の音」
「自分があっての相手の音」
と信じることができるようになると、
それぞれ自分の居場所も分かってくるのです。
それは、音符上の正しい位置と重なるのかもしれないけど、
音符では書き表すことの
できない「絶妙な位置」
だったりするのです。
それを感じることができた生徒さん達がキャッキャ、
言ってくれています。嬉しいなぁ~🎵
・・・よくよく考えてみると、
こんな東京のはずれの、それもギター教室に習いに来ちゃう人達だから、
これまでのことが「何か違う」って薄々感じていたのでしょう。
頭の中で「ラテン=〇」という公式が出来上がっちゃっている人には、
なかなかこの話は伝わりません。
自分の感じたように表現するためには、
正確にプレイできる技術もある程度は持っていないとですけど、ね。
私自身、まだまだですけど、調子のよいときには、
以前より音の会話が明確に見えるようになってきました。
私が憧れてやまない、成田昭彦さん(drum, perc.)が言っていた
「人の音を利用する」
っていう意味が、分かるようになってきた!
そうすると、
いかに自分が今まで出来ていなかったのか!
そして、
まだ見えてないことがどんだけ沢山あるのか!
を気付かされたりします♪
ちなみに下は、成田さんと演奏した伝説すぎる音源♪♪♪
もう20年位前だなぁ。
SONのギターは食っているんじゃない、
4から「始まっている!」っていうこと以外は、
なぁーーーーんにも分かっていなかった頃の私が歌ってます♪
成田さんのボンゴも
KANさんのコンガも
木村さんのベースも
神!
なんか、楽器で歌ってるんですよねー、イタズラっぽく。
派手なコトしようと思えばぜんぜん出来ちゃう人たちですけど、
必要無いことはしない。
今の私だったら、この時よりは
彼らの音の遊びの中に入って行けただろうなぁ~♪
さてー、7/31(土)は、鎌倉のサイコーなシチュエーションで
演奏させて頂きます♪ なんと、海が見えるんです!
鎌倉world radioのホタルさん&ジュンコさんも来てくれて、
盛り上がる夜になること間違いなし!
☆7/31(日)Kitchen Moodライブ
鎌倉 The organic & Hemp Style Cafe & Bar 麻心
https://www.facebook.com/magokorokamkura
5:30pm open/6:30pm start
チップ制+オーダー
あと、うちの「ラ・ギターラ・スクール」はコチラ♪
東京都福生市にありまーす✌