高校サッカー。
毎年お正月のスポーツといえば駅伝、という方も多いと思う。
青学の5連覇を賭けた1戦だったこともあった。
そんな中、駅伝の復路の中継が終わったタイミングで高校サッカーを見る機会があった。
私はサッカーにプレイヤーとして興じたことは小学生以来ないので、
完全に観るスポーツという認識である。
観た試合は3回戦の星稜vs流経大柏。
見所は一言でいえば、心理戦であった。
コーナーキック1つ取っても、
複雑にゴールネットを揺らすための工夫がこしらえてあって、
見応えがあった。
選手権常連校同士がぶつかると、
得点を少しのチャンスから先にものにしたチームに軍配が上がる。
そんな常に張り詰めた空気が伝わってきた。
現場にいったわけでもないのに。
思えばなるべく真剣勝負を避けてきた人生だったし、
真剣勝負はメンタルが鍛えられる試練だなと客観的に思った。
総じて知見を得る対象が多く、良い正月だった。