モデルになるには
今回はモデル志望の方への記事を書きたいと思う。
モデルと言ってもいろいろあって、大きく分けると「ショーモデル」、「スチール」、「パーツ」、「CM」「読者モデル」と言う感じだろうか。
スチールとCM併せての場合もあるし、CMモデルだけという人は少なくて、タレントがCMに出るパターンや、CMから人気が出るパターンもあるので、モデルという枠に入れることに違和感がある方も多いとは思う。
「読者モデル」はモデルエージェンシー等に所属せずにできるし、一応ギャラはもらえるが基本的な考え方が一般人というのがベースにあるので、プロに含めるのか難しいところだが・・・
他にも「ステマ」とか「インフルエンサー」をモデルというか微妙なので、今回はそこは置いておいて、上記5つそれぞれについて書いていきます。
▼ショーモデル
ショーモデルとは、デザイナーの新作を着てファッションショーでランウェイを歩くあれです。
パリコレやミラノコレクション等はモデルを目指していない人でも聞いたことがあるのではないかと思う。
日本でもTGCとかは若い子たちに人気だ。
世界で通用するショーモデルとなると身長が女性で170cm以上(もっと高いイメージはある)、男性は185cmと言われているが、パリコレとかじゃなければそれより背が低くてもショーに出演している人はいる。
どこのラインを目指すのかだし、目指したくても身長が足りなくてパリコレは無理という場合もある。もちろん身長だけあっても世界で通用するのは本当にひとにぎりだが・・・
ショーモデルは、とにかく服をいかに素敵に見せるかだ。必須なのはやはりウォーキングとポージングのレッスンだ。それもショーの前だけレッスンするのではなく、コンスタントにレッスンはしているというショーモデルも多い。ショーモデルになりたいならば、レッスンだけは受けておくべき。もちろんモデルエージェンシーに所属すれば、事務所が紹介してくれたりもする。
ショーモデルになるには、モデルエージェンシーに所属する、もしくは芸能プロダクションでモデルが在籍しているところに所属するのがスタンダードだろう。世界的なショーに出たいなら、そういうモデルがいるところの方が圧倒的に強い。それ以外はなかなか入りこむのも大変だ。
モデルエージェンシーや芸能プロダクションのオーディション情報が、それぞれのホームページ等に記載されるので、それを見て応募することになる。
▼スチールモデル
スチールと言っても、ファッション雑誌のモデルから、広告モデルなどいろいろだ。カメラマンにカメラで写真を撮られる仕事だ。
ファッション雑誌のモデルになるには、やはりモデルエージェンシーか芸能プロダクションに所属するのがスタンダードだ。自分の好きな雑誌のモデルさんがどこに所属しているかなど調べてみるといい。
広告モデルもピンキリで、折り込みチラシもあればブライダルとか企業の冊子とか・・・そういうのは、大手のプロダクションじゃなくてもオーディション情報はおりてくる。
スキルとしては、プロダクション等でポージングや笑顔の練習なんかやったりする。笑顔にも種類があるんで。
ショーモデルみたいに身長が何センチ以上というのはないが、やはりやや高めの方が服をきれいに着こなせるが、背が低い方向けの雑誌もあるし、いろいろなので身長であきらめる必要はない。
ただ、モデルは自己管理が本当に大変だ。体重だけでなくサイズ、あとはロケの場合は早朝の店が開く前なんてのも多いから、寝不足でも肌をきれいに整えるとか、とにかく自己管理。それはモデルエージェンシーに所属しようとも、事務所がどうにか出来る問題じゃないので、自己責任。
▼パーツモデル
パーツモデルとは、「手タレ」とか聞いたことがあるだろう。「手」だけのモデル。「足」だけのモデルのことだ。こちらも自己管理は大変。手に保険かけてたりする。
パーツモデルは、パーツモデル事務所に所属するしかないと思う。スチール等でパーツモデルを探す場合、パーツモデルの事務所に連絡するから。
ネットで探せばいくつか事務所は見つかると思う。それぞれ採用条件等は違うので自分に合うところを探して応募するしかない。
▼CMモデル
CMモデル(CFモデルと言うこともある)は、スチールが静止画なのに対し、動画で商品を宣伝するあれです。
テレビやネットでもたくさん流れていますよね。セリフがあったりするので、タレントさんや役者さんがやることも多々あります。
CMモデルだけを目指すっていうのはあまりないと思うが、この仕事をやりたい場合も、モデルエージェンシーや芸能プロダクションに所属しないと、オーディション情報すら入ってこない。
スキルとしては、セリフがあることが多いので、演技は出来るに越したことはない。発声や活舌など、役者さんがやる基礎くらいはできると、いざという時に役に立つと思う。
▼読者モデル
読者モデルの場合は、雑誌で募集があるので探して応募してみると良いと思う。ファッションセンスも磨いておく必要はある。そこがスチールモデルと違うところか。スチールモデルの場合、衣装は用意されるので・・・
読者モデルから、どんどん仕事が広がってタレントやファッションモデルになることもあるので、ひとつの登竜門的な存在であるのは間違いない。
読者モデルはプロダクションに入っていなくても応募できるし、一番入り込みやすいとは思うが、それでも倍率はかなり高いので、自分なりの努力は必要。
▼まとめ
とにかくモデルの仕事は、オーディションありき。ショーもスチールもCMも、その商品や服やブランドのイメージに合うかが重要なので、オーディションに落ちたからと落ち込む必要はそんなにない。
モデルになる為にモデルエージェンシー等に所属するのがまず大変だが、モデルエージェンシー等のオーディションを受けつつ、読者モデルというのも選択肢もある。
モデルエージェンシー等に所属できても、そこから仕事に辿りつくまでがまた大変だ。ただ、モデルエージェンシー等に所属していればオーディション情報がたくさん届く。とにかくオーディションを受けまくるしかない。
ただ、それらのオーディションは基本クローズなので、一般の人が参加出来るものはほとんどないから情報がもらえるということが大事でもあるので、まずは良いところに所属することが必須だ。
これからモデルといってももっといろんな仕事が出てくるかもしれない。
それはそれで、また楽しみでもある。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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