クリスマス展始まりました!🎄
こんにちは!
北里アクアリウムラボ15期の山本です。
研究室が決まり落ち着いた生活を過ごせるのかと思いきや寒い!!!寒すぎて死にそう!!!
朝起きるのがつらくなってきました…👵🏻
そんな事はさて置き、もうすぐクリスマスイベントが近づいていますね!皆さんは誰とお過ごしの予定でしょうか?
まだ誰とも過ごす予定がない方は必見です👀
アクアリウムラボではクリスマス展示が12月16日から始まりました!
そこで今回はクリスマス展で展示される生き物たちを少しだけご紹介したいと思います。
気になるサンタ役は…
サツキハゼは頬の青色に光る構造色が特徴的です。名前の由来は体色が5月の新緑を連想させるからだそうです。(引用2)
では、なぜサツキハゼがサンタ役なのでしょうか?
実はサツキハゼは狭いところが大好きなんです!
なので今回の展示では【狭い煙突から家に入ってプレゼントを配るサンタ役】としてサツキハゼが選ばれました!
タイミングが良ければ煙突から入る様子が見れるかもしれません😳
次にプレゼントとサンタ帽をつけている可愛い生き物をご紹介します。
モクズショイの毛は本来は海藻や海綿などをつけることで身を隠していますが今回の展示ではプレゼントやサンタ帽をつけています🎁🎅🏻
プレゼントや帽子をつけるのに手間がかかるのかと思いきや案外簡単に付いてしまったとか…?
その理由はモクズショイの毛にあるんです!
モクズショイの毛はカギ状に曲がっていて体全体を覆われています。皆さんが普段使っているものに例えるとマジックテープがモクズショイの体を覆っていると考えたらわかりやすいですね。
マジックテープのような毛を持っているので簡単に物がくっついてしまうのです!
モクズショイの他にも同じ構造を持つカニがサンタ帽をつけているので確認してみてください🦀
最後にあと一つ紹介したい生き物が!!
名前にクラゲと付いていますが刺胞動物ではなく有櫛動物(ゆうしつどうぶつ)という動物門に分類されます。
自ら光っているように見えますが実は光が反射しているだけ🪞💡
体に並んでいる櫛板(くしいた)と呼ばれる繊毛が動くことによって光が反射した際にイルミネーションのようにキラキラ光っているように見えるのです!
また、今回展示されているのはアマミカブトクラゲといい、袖状突起の四隅に赤橙色が付いているのが特徴です。
頬を赤らめているようで可愛いですね!
以上でクリスマス展の生き物の紹介は終わりですが、他にも紹介されていない生き物が展示されているので見に来ていただけると嬉しいです!
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました🙂↕️
※クリスマス展は12/25迄を予定しております。やむを得ない理由で展示を中止する場合がございます。ご了承ください。
北里アクアリウムラボは予約不要・入館料無料です。
なお、団体のお客様は事前予約が必要です。
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の4点を海洋生命科学部事務室学生課(042-778-7919)へお電話にてお伝え下さい。
開館時間は平日10:00〜16:00です。
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引用文献
(1)磯の魚たち
https://iso-fishes.com/fphoto/satsukihaze.html
(2)漫湖水鳥・湿地センター
https://www.manko-mizudori.net/parioglossus_dotui/