ふきのとうのおいしさをとじこめた春の香りの調味料“ふきのとうペースト“をつくってみませんか?
ふきのとうに塩とオイルを合わせただけの調味料です。
シンプルなペーストにすることでふきのとうの風味がより感じられます。
今回使った分量はこちら。
・ふきのとう ゆでたもの140g
・オリーブオイル 70ml
・塩 7g
つくりかた
ふきのとうは汚れや傷みがある場合はとりのぞきます。
鍋に塩ゆで用のお湯を沸かします。
お湯が沸いたのを確かめてからふきのとうを縦4等分に(小さなものは半分に)切ります。
*丸のままゆでたり、切ってから時間をおいてゆでると変色の原因になります。
強火にしてグラグラ煮立ったところにふきのとうを1度に入れ、全てがお湯につかるよう手早く混ぜます。
*ふきのとうがお湯からでていたり、お湯の温度が下がったままゆでても変色の原因に。
4〜5分やわらかくなるまでゆでたら流水で冷やします。
ボウルに入れて水をはり冷蔵庫に一晩おいてアクをぬきます。
ボウルにはる水の量が多ければ多いほどアクはぬけます。水を減らせば長時間つけておいても必要以上に抜けることありません。
※当日仕上げたい場合はは30分に1度水をかえ、好みの加減で引き上げてください。
さらしたふきのとうをザルにあげ、しっかりと水気を絞ります。
この時点で重さをはかり、すり鉢に移しすりこぎであたります。
重さの5%の塩を合わせてからオリーブオイルでのばします。
※今回はオイルを70ml。量はお好みで加減してください。
オイルをあわせることで香りを閉じこめ保存性が高まります。
すり鉢に移し、なめらかになるまですりこぎであたれば完成です。
密閉できるビンに入れて冷蔵庫で保存します。
保存期間:冷蔵 1年
徐々に色が落ちてくるので出来立ての色を保ちたい場合はビンごと冷凍庫に入れておく。
※保存袋は乾燥して風味が落ちるため冷凍は不向き。
使い方はいろいろ。
・ごはんやおにぎり、新じゃがなどの春野菜にのせて。
・お刺身に添えて。オイルでのばしカルパッチョ風にしても。
・焼いた肉や魚に塗る。
・パスタ、そうめん、うどんにからめる。
・ドレッシング、和え衣に。