2024 サウジアラビアロイヤルC「複勝2着払い」【教育系競馬予想】

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サウジアラビアロイヤルC

馬場予想・バイアス

 開催初日。しかし金曜日9時現在で芝稍重、ダート不良である。5日土曜日も降水が予想されており、回復は望み薄か。高速馬場が予想されるところに雨が降っている、という個人的には最も予想しにくい馬場状態となっている。まずは様子を見てみたいと言いたいところだ。

ペース予想

 7頭立てで極端なハイペースは勿論予想しづらい。馬場は悪そうだが、スローの瞬発力比べだろう。予想決着タイム1分34秒後半~1分35秒台。

予想区分とその理由 

 予想区分はA。 

 各馬短評を。
1、アルテヴェローチェ。新馬戦は札幌の1500。右回り・洋芝と今回と180度条件が異なるだけに評価が難しい。この新馬戦で2着だったヒシアマンという馬が次走未勝利戦で大楽勝しており、その二頭で3着以下をちぎったこの馬の新馬戦は内容面では悪くなかったのではないかと思われる。しかし私はどちらを評価すると言われれば良い脚で最後迫ったヒシアマンを評価したいと思っていたので、相対的に劣ると思っていた方が出走、となったわけで、やや評価しづらい。
2、ニシノルアノーヴァ。デビュー戦の新潟から一気に3秒近く時計を詰めて未勝利脱出したのはそれなりに評価できるが、中山開幕週の異常高速時計の馬場だから鵜呑みには出来ない。中山向きと判断することもできそうだ。
3、アルレッキーノ。現在圧倒的一番人気。未勝利戦で好時計で圧勝、オークス馬チェルヴィニアの下。評価されるポイントはいくつもある。しかし、新潟と東京は左回りで直線が長いから基本的には似ていると言え、坂があるためにスピードだけでは押し切れない部分も出てくるし、馬場が悪くなるならなおのこと疑ってかかることをオッズは勧めている。
4、マイネルチケット。マイネル馬で何ともシンプルなネーミングだが、未勝利戦勝ちの内容は馬鹿に出来ない。内からようやく外に出したのが最後の1Fくらいのところで、もうこれは届かないだろうというところから右ムチ1発入ると一気に伸びて余裕で差しきってしまった。46.3-48.2という前傾ラップでも前半は押さえきれないといった手応えの追走だったし、案外この馬あたりがハナを切る展開もあり得る。ダノンバラード産駒と血統も地味で人気は集めにくいタイプ。十分に魅力を感じる。
5、タイセイカレント。新馬戦は逃げ切りだが追って味のあるところを見せた。勝ちタイムの割には有望な馬ではないかと思われるが、スタートがよくなく番手からの競馬が予想されるので、末脚勝負では分が悪いかというところ。
6、シンフォーエバー。新潟2歳Sで人気を集めたが惨敗だった。アメリカ馬を代々重ねたような感じで血統表の見た目の印象から「ダート馬では?」の感想が出てくる。まあここも様子見が妥当だろう。
7、フードマン。新馬戦はスタートが良く、馬場も悪くて内ラチを頼れない逃げで結果を出したところは評価できる。馬券の相手には入れておきたい。

結論

単勝 4 (100%)

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