私が見ていたあなたの背中|返し歌
私は、
妻である前に
子供たちのお母さんである前に
あなたに愛されていた女です。
『何故わかってくれないの、こんなに近くいるのに。』
忙しそうなあなたの背中と
光の無いあなたの目線、
子供たちを抱えた私との間に
触れてはいけない壁がある感じがした。
あの頃のあなたは、優しかった。
互いの声を聴くだけで
少しでも肌が触れるだけで
あなたに抱き締められるだけで
たくさんの愛に溢れていたのに
今は、あなたの背中が遠く感じた。
私は、愛されたかった女として。
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しめじさんの昨日の投稿された文へのお返しした詩です。
フィクションですので、ご了承ください。