「来年にはブラタモリが復活するんだよ。そりゃぶち上がるでしょ。」の巻 #呑みながら書きました
「ヴおおおおおおあああ!!」
メタルギアソリッドのスネークのHPが尽きる寸前の雄叫びで目覚めた北野です。最初は「ぬあああだれええええ!?」と周囲を見回したのですが、部屋には誰もおらんし、ねこはキョトンとした顔で北野をガン見してるし、外では雀がチュンチュん言うてるし、冷えた頭で考えると「え?いまのあたす?」と思わず口を手で塞いじゃったよ。よもやじぶんからDeath Voiceが出るなんて。ポテンシャルにさぶいぼです。
なんやかんやでひさしぶりのnoteです。みなさんお元気ですか?
今日は冬至、冬本番、ゆず湯やで!ってかんじで楽しみにしていた3か月にいちどの酔いどれ祭 #呑みながら書きました が開催中ですよ!
主催のマリナさん!おかえりなさい!今年の呑み書きは日本で満喫ですね!
北野はこっゆい緑茶のみながら書いてます。
最近の北野は、でええ好きな冬をルンルンして過ごしたいのですが辛くなることが多くて、消化不良な時間を過ごしています。この命は一回きりやし、たのしく生きたいのにそうもいかない混沌矛盾、泥沼悲哀、憎悪嫌悪、みたいな。四字熟語はぜんぶ嘘です。
けどさ、なんぼグラグラした渦巻くものがあっても、じぶんの機嫌をじぶんでとれなきゃレベル(歳)上がった意味ないやん。ふいに突沸する怒りに蓋するくらいの力は日頃の修練で鍛えているこら、え?いきなり長州力?鍛えているからレベル上がってとかった。まあ、じぶんでも何言ってるかわからんけど、じぶんの機嫌はじぶんでとろうと、今期のドラマに没入したら、これがさ、豊作でさ。おかげさまで毎夜たのしく沼でした。私が観ていたドラマは
月曜日、モンスター
火曜日、天狗の台所/宙わたる教室
水曜日、全領域異常解決
木曜日、下山メシ
金曜日、それぞれの孤独のグルメ
土曜日、潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官
日曜日、ゴールデンカムイ/坂の上の雲/深夜食堂
です。
もうね、ほんまにおもしろかった。この純情な感情を歌にすると(『一週間』の替え歌)
♪月曜日にモンスター観て、火曜日に天狗と宙わたるう、水曜日に全領域、木曜日に下山メシで、金曜日は井之頭五郎さん、土曜日は潜入兄妹、日曜日はカムイと司馬遼太郎と小林薫!テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャー!ヘイ!
みたいな。
おかげさまでルンルン北野です。今期のドラマたち、ありがとうございました。
それにね、テレビで言ったら来年から『ブラタモリ』が復活するんですって!
北野はタモリさん、でええ好きなので、。最近、タモリさんのご出演されるCMや番組がすくなくなったなあこのままフェードアウトしていくのかなあ寂しいなあ、と沈んでいたのですが、ブラタモリ復活の報せでぶち上がりました。だもんで、いまからひとりでタモリ祭です。
タモリさんの持つ魅力をひと言で表現すると「緻密で省略的な遊びの天才」だと思うのです。
たとえば、タモリさんの名付けるあだ名。あだ名は対象者の特徴を省略して表現する言葉ですが、タモリさんの名付けるあだ名を知る紀元前・紀元後ではみえる世界がまったく違うのです。南海キャンディーズのしずちゃんを「やわらかい冷蔵庫」、モト冬樹さんを「エクレア」、 箕輪はるかさんを「鉋(かんな)」など、対象者の特徴を瞬時に掴み発散する爆発力は常軌を逸しています。
タモリさんの形態模写やあだ名や即興コントは、微細な瞬間をじぶんのフィルターを通して瞬時に発散できる天才で、常にライブ感のある芸なのです。
・間寛平さんとモンキーとねこの喧嘩
・関根勤さんとその場の緩んだ空気を「仕切り直し!」する
・明石家さんまさんと「お米を蒸して」の人
・コンドルの着地
・散髪したてのおすぎさんに最敬礼する(軍曹のようだから)
タモリさんは、予定調和ではない生の瞬間があふれる芸なのです。ジャズなんです。スイングしているのです。敷かれたレールを惰性で走るのではなく脱線してそのまま荒野を突っ走る列車のようなタモリさんの芸は唯一無二です。
それから、タモリさんのシャイな笑顔には、相手に向けられるやさしさの糸口を感じます。笑顔は相手との入口ですから、入口が明るければ「どうも、こんにちは。」と柔和な関係を結ぶことができます。それはタモリさんが長年培ってきた柔軟さの厚みなのでしょう。
あれ?なんか語り口、固くね?北野っぽくなくね?なくなくね?
北野はなにが言いたいのかというと、タモリさんはサイコーにおもしろいということです。元気に活躍されるタモリさんから元気をいただいております。ありがとうございます。大好きです。
それではいつかタモリさんにお会いできる日までヘレンメリルの『You'd Be So Nice To Come Home To』を練習します。ジャズだね。