人の視点と自分の視点、について
先日この本を購入しました。
宇宙兄弟やドラゴン桜を大ヒットさせた編集者である佐渡島庸平さんが執筆された本です。
amazonのレビューを見ると、賛否両論書かれていて、それだけでもいい本だなと思います。以前別の編集者さんに教えてもらったのが、いい本ほどレビューに賛否両論書かれるとか。それだけいろんな意見を持った方が手に取ってる証拠、なんだとか。
今回はその話ではなく、この本を読んだ感想です。
amazonのレビューやtwitterでは、この本がオンラインサロン等をやってる人にすごく役に立つ的な話が散見されますが、果たしてそうなのかなと。僕の感想としては、この中で出てくる「コミュニティ」という言葉を、コミュニティに置き換えられそうなものに置き換えて考えると、かなり参考になる本なのでは?と思いました。
wikipediaだと、コミュニティ(英語:community)とは、
英語で「共同体」を意味する語に由来。同じ地域に居住して利害を共にし、政治・経済・風俗などにおいて深く結びついている人々の集まり(社会)のこと(地域共同体)。日本語では「地域共同体」が「地域社会」をも意味し得うるため、転じて国際的な連帯やインターネット上の集まりなども「共同体」あるいは「コミュニティ」と呼ばれる(例:欧州共同体、ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体、アフリカ連合、米州機構、東アジア共同体(計画中)、国際航空通信共同体)。地域の共同体であることよりも地域住民の相互性を強調する場合、地域コミュニティとカタカナ表記する場合も多い。
だそうです。なので「人々の集まり」について論じていると考えると、「人々の集まり」で考えられるもので置き換えられそうな大体のことは当てはまりそうな感じがしています。
学生であればクラスやゼミ、サークル、部活などでしょうか。社会人でも、会社組織や会社を分解した部門部署、チーム、フリーランスでもクライアントとのチームなどなど。当然サークルやオンラインサロン、あと、ママ友の集まり、PTA等、揚げだしたらキリがないわけですが。。。
組織論は時代時代でいろんな切り口で論じられて来てるし、いろんな言い方で言われてきていますが、この本の内容は、現代での組織論の一つかと思います。
全然この記事タイトルと関係ない内容になってしまいましたが、要するに、レビューを鵜呑みにせずに、自分なりの解釈と考えを持とうということ。意見が違うのは当たり前。意見を交わらせることも、そこから新しい解釈を見つけてアップデートしていくことも組織運営の大事な一つかと思います。
組織運営に課題感を持ってる人はぜひ手にとってみることをオススメします。