子どもは社会全体で育てる。大人も社会全体で育ち合う〜茂木先生のYouTubeを見て
おはようございます。今朝も3時に起床し、卒業制作は平日2ページと決めているので、2ページ分を作成しました。
さて、茂木健一郎先生のYouTubeの「親ガチャは親のせいでも子どものせいでもない」に関して、ネットニュースによっては、発言の一部を取り出して、それに対して必ずしも賛同しないコメントがついていましたので、元の動画を見てみました。6分くらいなので、よかったらご覧ください。
(文末に茂木先生のYouTubeのリンクを貼っています)
結論から言うと、子どもは親だけが育てるものではなく、社会で育てるものという茂木先生のご意見に、大いに賛同します。
さらに言うと、子どもというのは、
1)成人前、18歳未満の人という意味と、
2)親が躾や子育てをしている相手、(イメージとして中学生くらいまで)という意味と、
3)親と子どもという関係性における「子ども」という意味など、
様々あります。
茂木先生がこの動画でおっしゃっているのは、主に1)や2)と思われますが、私は3)に最も興味があります。
(私自身子育てが終わり、娘二人は成人して、一人は結婚しましたが、まだ子供がいないので、孫育てはまだこれからだからです)
1)2)に関して
私は一人っ子で核家族に育ち、近くに親戚もいなかったので、私にとって子どもの時の異なる価値観を得る場といえば、世界名画全集や植物図鑑を見たり、子供会の活動に参加したり、学校の部活に参加したりということでした。
その教訓を踏まえ、娘たちには、幼稚園は3年保育、二人とも入隊できる最小年齢の5歳からボーイスカウトに参加させました。一方、私も夫も保護者からリーダーとなり、私は卒業しましたが、長女と夫はいまだに地元のボーイスカウトのリーダーをボランティアでやらせていただいています。
子どもを育てる親の意識や行動が変わると、子どもも変わります。私自身、ボーイスカウトのリーダーの際、他のスカウトたちと関わらせていただいたことで、私自身が育てられました。
3)に関して
子どもはいくつになっても親にとっては子どもです。ですから、成人しても、独立しても、親との関係性は色々と続きます。子どもが40代、50代ともなると、そろそろ親の介護も視野に入ってきて、その時、実の子どもだけの介護は無理があります。子育てが地域全体で行われた方が望ましいいように、親の介護も地域全体、社会を巻き込んで行われた方が望ましいです。当事者も楽だし、関わる周りも学びが得られます。
そして、親に一方的にガミガミ言われていた、虐待されていた、抑圧されていたなどがあった子どもは、大人になって、親が肉体的に弱くなると、立場が逆転します。人によっては、子どもの時の苦しかった想いが蘇ってきたりします。
時間はある程度かかるかもしれませんが、それに対して、自分をよしよししてあげてください。例えば、過去記事の気功、とてもお勧めです。https://note.com/kitamiasuka/n/n8a7d227a0e7c
その苦しかった想いがまだまだ癒やされていない状態で、子どもだけが介護していると、親に虐待をしかねません。だからこそ、配偶者や、サービス付き高齢者向け住宅のスタッフや、デイサービスのスタッフ、ケアマネなどを利用して、社会全体でみてゆくことをお勧めしたいのです。
子どもは社会全体、地域全体で育てる。
親も、社会全体、地域全体で育ち合う。
この地球全体が、そんな世界だといいですね。
私が卒業制作で50歳向けのデジタル塗り絵を提案するのも、そんな想いからです。では、今日も皆さまと共に、充実した1日を。喜多見明日香
茂木先生のYouTube↓
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