のらねこ雑記帳≪カップ麺≫
今でこそ、インスタントラーメン(袋麺)を作れるようになった父(91)ですが、なにせ昔の人なので、カップ麺が出始めた頃は、いろいろやらかしていました。
王道 『カップ○ードル』は、お湯をそそぐだけなので、父は何の問題もなく、1人で作って食べていましたが、
ある日カップうどんの『ど○兵衛』に手を出しました。
それは私が食べるために買っておいたものでした。
父は、細かい文字の作り方は一切読まず、『熱湯を注いで5分』だけを確認して、お湯を注いで5分待ちました。
そして、ふたをあけると、お揚げと一緒に、スープの袋がお湯に浮いていました。
こうして父は、お湯を注ぐ前に開けなければならない袋があることを学びました。
次に、父はカップ焼きそばに挑戦しました。(これも私のです)
一応学習した父は、作り方をざっと読み、袋のものを麺の上に開けてからお湯を注いでふたをして、時間になったら湯切りすると、理解しました。
が、袋のもの(かやくとソース)を全部入れてからお湯を注いだので、湯切りと共に、ソースが全部流れてしまいました。
出来上がった、色白の焼きそばに父は、家にあった中濃ソースをかけて食べました。
今はカップ麺も美味しさを追及して、先に入れる粉スープと後から入れる液体スープの2つが入っているものがありますが、なるべく凝ったものは買わないようにしています。
手軽さ重視、味は二の次です。
父もだいぶ学習していますが、今でもたまに、コンビニサラダでレタスの下に入っているドレッシングの袋に気がつかず、味のないサラダを食べています。
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