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のらねこ旅日記≪ハウステンボス≫

  今日、ネットのニュースでトマムのリゾートホテルが売却されたという記事を見ました。
運営は引き続き星野リゾートがやるのでしょうが
『バブルの遺物だなぁ』とつくづく思いました。
で、1度倒産している繋がりで、ハウステンボスの思い出を書きます。
  今の運営になる前のハウステンボスに3回行っています。
  最初は、開業してから2年ぐらいの時、福岡出張のついでに行ってみました。
仕事を終えてから佐世保に移動して、駅前のビジネスホテルに1泊して、朝一でハウステンボスへ行きました。
この頃のハウステンボスは、オランダを全面に押し出していて、シアター系のアトラクション(エッシャーの世界に入り込むとか、大航海を映像で体験するとか)で、乗り物系のアトラクションはありませんでした。
街並みは良くできて、ヨーロッパ旅行気分が味わえましたが
『ちょっと地味かな?次はチューリップの時期に来たい』と思いました。
  2回目も福岡出張のついででした。
前回は佐世保の安いビジネスホテルだったので、この時はハウステンボス内のホテルアムステルダムに泊まりました。お部屋はおしゃれでいい感じでした。
  園内は、というと修学旅行の学生さんばかりで、売店や飲食店に
『学割あります』のポスターが貼られていて
『ちょっと街並みとミスマッチかな』と思いました。
ちょうど、ゴッホ展が開催されていて、そこも高校生でいっぱいでしたが、皆さんいやいや見学している感じでした。
帰りの飛行機も偶然、私の地元の女子校御一行さまと一緒で、搭乗間際になって「搭乗券がない!」と大騒ぎしている子がいました。
他の生徒さんたちが飛行機に乗り込む中、先生と一緒に荷物の中を探していて
『あぁ、引率ってたいへんだな』と思いました。(搭乗券は見つかり、無事飛行機に乗れました)
  3回目は、友人Cの乗馬目的に付き合って、(のらねこ日記いきもの編乗馬参照)
思いきってホテルヨーロッパに泊まりました。
ホテルヨーロッパは、重厚な雰囲気のゴージャスなお部屋でした。
1人掛けのソファーがオッドマン付きで、お金持ち気分で座っていました。
ホテルが素敵過ぎて、飲めもしないのに、バーに行き雰囲気だけ味わってきました。(一応カクテルを注文しましたが全部は飲めませんでした)
また当時、園内に温水プール、サウナ、大浴場が一緒になった施設もあり、あまり混んでいなかったので、
プールとミストサウナを何度もローテーションしすぎて、その後ちょっとぐったりしてしまいました。
  朝ごはんは『レンブラントホール』という大広間でのビュッフェでした。
レンブラントの『夜警』の複製画が飾られた、これまた立派な大広間でした。
披露宴会場にも使われているそうで
『こんな立派な会場だと、フツーの新郎新婦さんじゃ、お部屋に負けちゃうよ』と思いました。
朝食ビュッフェには、モーニングシャンパンが用意されていて
『朝っぱらから飲む人いるの?』と思いましたが、翌日の朝ごはんをレストランの方でとった時、いきなりモーニングシャンパンを注がれてしまいました。
私もCもお酒に弱いのですが、残すのも心苦しかったので一応飲みました。
そして、2人で赤い顔して午前中の園内をフラフラしていました。
  乗馬とホテルの印象が強くて、アトラクションをほとんど覚えていないのは、やっぱりいまいちだったのでしょう。
  ヨーロッパ風の街並みに今度は中国語と韓国語が飛び交っていて、お店の貼り紙も中国語とハングルが目立ちました。
  あと、園内のレストランの閉店時間が意外と早くて、夜のショーを観ていたら、夕食を食べ損ねて、閉店間際のホテルのラウンジで軽食を食べました。
私たちの横では、スタッフさんが明日の朝食会場の準備をしていて、なんか申し訳ない気持ちで、早々に食事を済ませました。

  その後、ハウステンボスは1度破産していますが、経営が代わり色々と企業努力の末、また人気が回復しているようですね。
  出来れば、チューリップの頃にもう一度行きたいです。(たぶん、劇混みだと思いますが)




  

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