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のらねこ雑記帳≪断捨離≫

  昨年、退職した時
『まず、わが家の不要品を整理しよう!』と考えました。
じっくり取り組もうと、再就職せずに半年を目標にして家の片付けを始めました。
しかし、1年半たった現在も進行中です。
  まず、自分のモノを処分するのに、時間がかかりました。
『えぃ!』と捨ててしまえば早いのですが、自分の思い入れや、無職で収入ゼロというのもあり
『少しでもお金になれば』と、メ○カリや古書買取り、フリーマーケットに出店したりと、いろいろ手間ひまをかけてしまいました。
  自分のモノをなんとか半分位処分したところで、今度は家の2階にある納戸に着手しました。
そこには、母が昔、景品でもらってきたお皿や小鉢がギッチリ詰まっていました。
それらをフリーマーケットで劇安で売りさばきましたが、納戸の深部からさらに古い箱が2つ出てきました。
  1つは、丸ごとのフルーツを飾るための足がついたカラスのフルーツ皿で、きれいな花柄模様でした。
おおよそ、庶民のわが家には不釣り合いな代物で、母に聞いても
「えっ、こんなもの知らない」とのことでした。
画像でググってみると、ネットオークションで同じものを発見、説明文には
『実家の押入れにありました。昔、引き出物でもらったようです』とあったので、たぶんわが家も同様なのでしょう。
ネットオークションを参考にして、それをメ○カリに出してみたら、出品1時間で売れてびっくりしました。
  もう1つ出てきたボロボロの箱の中は
新品の常滑焼の湯のみ茶碗10個でした。(これも母の記憶にはありませんでした)
こちらもメ○カリに出しましたが、元々高価なものでも、珍しいものでもないので、送料・手数料をひくと利益ほぼなしの価格をつけたら2週後に売れました。
でも、買ってくれた人から
「きれいな常滑焼ですね、大切に使わせていただきます」と言ってもらえたので、売ってよかったと思いました。
  2階の納戸をなんとか攻略した私は、次にキッチンの開かずの吊り戸棚を開けてみました。
そこからも、出るわ、出るわ、新品のホーロー鍋やら、プロの料理人が使うような、寸胴片手鍋やら…
もちろん、母に聞いても
「知らない、忘れた」です。
幸い昭和レトロブームが来ていたので、ホーロー鍋2個と蒸し器は売れました。
そして一番上の吊り戸棚から、木箱に入った漆塗り?のお椀と紙箱に入った漆塗りのお椀が出てきました。
  試しに木箱のお椀をフリーマーケットに出してみました。
すると何人かの年配のお客さんがこのお椀を指で弾いてみて
「これプラスチック製じゃない」と言うので、このまま売っていいものかと悩んでもいます。
(箱には天然木と書いてはありますが…)
  まだ、居間の押入れと天袋、両親の寝室の収納などが手付かずなので、スッキリわが家への道のりは長いです。

桜と紅葉が一緒でおかしいとも言われました









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