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コミュニケーションは技術
『君はどう生きるか』感想日記
最近この本を購入する機会があり、今の教育現場で考えていかなければならないことがたくさん詰まっているなぁと感じたので、本の感想をポツポツと綴っていきたいと思います。
第4弾まで続けることができました。
コミュニケーションは技術
相手とぶつからずに対話をしたり、想いが通じ合うことはまずありません。なぜなら、この世に一人として同じ人間はいませんし、同じ考え方を持った人間も同様だからです。
だからうまくいかないと諦めてしまったり、「こいつとは馬が合わない、嫌いだ」なんて考え始めてしまいます。
そこで著書では「コミュニケーションは技術である」と綴っています。
口に出して相手に言うことで,だんだん上達してくるんだよ。最初は自分の意見を言うだけでドキドキするよね。それが賛成じゃなくて,反対意見だったら,もう焦っちゃって,「ゲームなんか嫌だよ! 以上!」なんて,「100対0」に近い言い方になってしまうだろう。
でも,何回もバッターボックスに立つことで,つまり,何回も「自分の意見を言う」ことで,「あ,この言い方はきつすぎたかな」「この言い方は70対30ぐらいかな。もっと,相手の言い分を認めてもよかったかな」と感じるようになるんだ。
考えて行動する回転数が必要
学校という箱の中に集められ、クラスという単位に分けられる。そのような住んでいる地域というだけで半強制的に寄せ集められた集団に対して、私たち教師が用意してあげられるのは、「いくら失敗してもよい環境」なのかなと思います。
お互いに喧嘩をして、うまくいかなくてもまたチャレンジできる。うまくいく方法を一緒に考えてあげられる。そして再挑戦できる場を用意してあげられる。
試行錯誤の「回転数」を上げる場所が学校という場所ではないかと思います。
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そんな自分で自分のことを「考えてやってみる」場所を用意することが必要ではないかな?と読んでいて感じました。
読んでいただき、ありがとうございました。