父が死んだ、僕の誕生日
2021年2月22日
はじめまして。北川(キタカワ)です。
いきなりですけど、僕の誕生日は2月22日です。最近、「にゃんにゃんにゃんの日」と、人からイジられることが多くなった日です。笑
先日、父の一周忌でした。正確に言うと、2021年2月22日に倒れて、その後、息を引き取ったのが、2日後の24日になります。コロナ禍の影響から、茨城の実家になかなか帰省が出来ずに、遅れに遅れた一周忌。時が経つのは早いものです。
note の最初の投稿に、この話題を選んだのは、父の死が note を始めるきっかけになったから。
父は死ぬまでの間、30年間アルコール中毒。長い戦いでした。正確に言うと家族、、、というか、母が寄り添い、戦い抜いてくれました。僕は、高校卒業後、大学受験に失敗をして、そのまま上京。25年間、東京にいます。実家に帰るのは年に1、2回ほどなので、両親に会っていたのは、、、数えると100回満たないかもしれません。
ここ数年の両親との思い出は、アル中親父を刺激しないようにと気遣って、酒を一滴も飲まない健全な正月休みと、酔っ払って電話をかけてくる父との会話、その愚痴を漏らす母との会話ぐらい。今振り返って、父がどういう人間だったのか?思い出そうとしても、あまり良い思い出がありません。あげくには、何を考えてたのか?こういう人間だったんじゃないか?と、息子が父の人間性を想像をする始末。苦笑
いろいろと落ち着いてきたところで、ふと「自分の頭の中を残したい」と考えたのが、note を始めるきっかけです。
命のコントラスト
はじめの投稿に持ち出すような話じゃないかも。と考えつつも、かのスティーブジョブズは「死は人類の最大の発明」と言っていたほどに、死はネガティブではないと思ってます。ただ、当然、悲しいものだし、自ら選ぶべきものではないとした上での話ですが。
僕が生業とする、デザインをしていて思う事は、白と黒のような色のコントラストは、相手があって際立つもの。ジョブズも、死があることで、生きるモチベーションが保たれると言っていて、限りあることで、今が際立つし、その悲しさや怖さと対峙したときに、自身を奮い立たせてくれる「発明」なんだと思います。
父に与えてもらったきっかけ
そんなモチベーションを保っている今!
父に与えてもらった「きっかけ」から note はじめます。笑
今後は、自己紹介を兼ねて、デザイナーを目指した理由や、起業までの経緯。渋谷で約10年続いたシェアオフィスのエピソード。他にも、思ったこと。考えたこと。好きなこと。悩んだこと。いろいろ綴ってみようかと思ってます。どうか、温かく見守ってください。🙇
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