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奇跡の瞬間への案内菩薩
Nozo子
最近、山登りにはまっている。
早朝に空気の澄んだ山に登ったり、少し遅い時間にゆっくりと友人とおしゃべりしながら登ったり。普段パソコンと向き合って仕事をしている環境から少し離れて自然を感じるってこんなにもリフレッシュできるのかと...山を登った後に味わうよくわからない幸せな感覚が心地よい。
翌日に訪れる全身の筋肉からの悲鳴にはまだ慣れないけれども(/ω\)
登る度、次はこの道具が必要だなと登山アイテムを増やしていくことにもココロオドル感じで、まさにはまっている。
ある時、早い時間に登り始め、ちょうどお昼に差し掛かるころには下山しようかと話しつつ団子屋に立ち寄った。気持ちのいい明るさで声をかけてくれたお店の方から、
「もう帰るのかい?」
と言われ、お団子を食べたら下山しようと考えていることを伝えた。すると、
「今日はダイアモンド富士がきれいに見えるはずだよ!」
その情報をまったく知らずに登っていた私たちは顔を見合わせて、驚いた。 すぐにネットでちょうど見ごろの時間を調べたら、16時~16時30分頃となっていた。 2時間ほどで登れる山だったので、一度下山して時間に合わせてもう一度登ることにした。
二回目に登るときは、タイミングを逃してしまうのではないかと太陽の高さを気にしながら少し急ぎ、息を切らしながら頂上にたどり着きその瞬間を待った。
一回目に登った時より倍の人数はいるのではないかと思うくらい人が増えていたが、私の人生で何度も出会えるはずのない景色に出会うことができた。
感動の天体ショーの後は、真っ暗な道を下るのに恐ろしい思いをしたり、二回も登ったので筋肉痛が半端なく襲ってきたりしましたが…
団子屋さんのあの一言がなければ出会えなかった私たち。教えてくれた店員さんに菩薩を観じた体験でした!!