二世ウイーク日本祭②ーロサンゼルスでの気づきー
私は、8月9日から16日まで、アメリカの立正佼成会ロサンゼルス教会に行きました。今回行けたのは、周りの皆さんの応援、つなげてくれた藤田さん、一緒に行ってくれたきよちゃん、そして、自分が行きたいと強く願ったことにあると思います。
私は、今まで、立正佼成会や宗教のことがよく分かりませんでした。日本は宗教に偏見があるので、友達に話すのが初めは嫌でした。ですが、両親が信仰を頑張っている姿を見て、なぜそこまで熱心に取り組むのか、私は知りたくなりました。
ロサンゼルス教会でのマトイ練習を通して
アメリカに着いた時は、どんな出会いや世界が広がっているのか楽しみ6割、言葉の壁や日本とは違う文化など不安4割でした。しかし、地元の長岡教会に来たような気持ちになるくらい、ロサンゼルス教会の人々は私達を温かく歓迎してくれ、とても嬉しく、安心しました。
早速、練習が始まると、もともと自分から声をかけるのが苦手な私にとって、英語で声をかけなくてはならない状況にどうしていいのか分からずに輪の中に入っているのが精一杯でした。そんな時、三川さんやまさおさん、教会のおばさんたちがフレンドリーに簡単な英語や日本語を交えて話しかけてくれ、これなら自分にもできそうと勇気が湧いてきました。
また、私は、纒(マトイ)の経験があまりないことも不安要素の一つでしたが、上手な人が基礎を教えてくれて、すぐみんなで振り始めました。上手とか下手とか関係なく、みんなで盛り上げ、みんながすごく楽しそうで、マトイをリスペクトしている気持や、この仲間でマトイをふれていることへの喜び、安心できる仲間がであることを感じました。
肌の色や目の色も違う人がたくさんいて、様々な文化や価値観が混在している中で、一人ひとりが自分の思いや考えを積極的に話し、対立ではなく、一つのことにも妥協せず、次に向けて話し合っているのはすごく印象的でした。今まで学校で自分の意見を言うのは恥ずかしいと思っていましたが、今では自分に自信をもって失敗を恐れず、少しずつ、発言できるようになれた気がします!
平和への旅
世界では戦争によって多くの人命が今もなお奪われています。また、身近にも友達関係の中でちょっとしたトラブルで傷ついている人もいます。立正佼成会の開祖が願われた“世界平和”には、私の心の平和がとても大切だと思いました。こちらから相手を信じて声をかける、誰とでも仲よくなれるように努力してみたいと思いました!
また、国を超えて、同じ信仰を信じて、同じ世代の仲間が頑張っている人がたくさんいることを知り、開祖の教えはすごいと思いました。立正佼成会の信仰に誇りが持てました。
今回、私の中で一番印象に残っていることは、二世ウイーク日本祭の時に、国を超えて、みんなが笑顔だったことです!そして、今回の経験を通して、家族でもないのに、藤田さん、きよちゃん、三川さん、まさおさん、ホームステイをさせてくれた窪田さんファミリー、長岡教会から応援してくれた皆さんが、どうして、こんなに応援してくれるのか?と不思議に思いました。でも、確実に、私の中にも、「いつか、誰かの応援ができるような大人になりたい!」という思いがあります。
皆さん、ありがとうございました。