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自分の気持ちとみんなの願いに心を寄せて

~はじめに~
今回は、2年生Eさんの物語です。
5月、生誕地練成として開祖さまのふるさとである新潟県の菅沼に一泊二日で行かせていただきました。
その中で、開祖さまの追体験として太鼓行進を行いました。
太鼓行進に参加できなかったEさんには、どのような気づきがあったのでしょうか…。

2年生 Eさん

初めて佼成6月号の題名を読んだ時、私にぴったりの内容かもしれないと心惹かれました。しかし、法話を読み進めてみると、私の好きな自然のことについて書いてあるのに、その時の私には上手く落とし込めることができませんでした。

私は今年生誕地に行くことが分かった時、正直あまり喜ぶことはできませんでした。耳の状態がよくないため太鼓行進に参加できないことになり、悔しい思いや、みんなにはどう思われているのか不安な思いがありました。

当日、同期のみんなが、「Eさんもできることしてくれている」「大丈夫だよ」「ありがとう」と声をかけてくれ、耳の心配もしてくれて、自分の事で精一杯なはずなのに私にまで気にかけてくれて、本当に心が温かくなりました。

「私を含めここにいる皆さんが一人一人に合った学びや気づきを得られますように」これは私が立てた願いです。この願いにしたのは、2つ理由があります。1つは私自身、太鼓行進をしない分どれだけ視野を広げられるか、アンテナを張って2日間過ごしたいということ、2つ目はみんなが太鼓行進をしている間、もしかしたら願いなど考える余裕などないくらい大変かもしれない、なら私がみんなの願いや目標を願いたいという思いから立てました。私はみんなが行進をしている間、気持ちを寄せながら自分にできることを精一杯し、自然にも触れました。

今回この佼成6月号と私自身の気持ちとみんなの願いに心寄せて、向き合えてよかったです。

会長先生ご法話はこちらからご覧ください。


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