「佼成」10月号を拝読して
1年生
会長先生は菩薩行のことを「日々、心の土壌をやわらかく耕すような言葉や行い 」と教えてくださいました。この言葉がとても印象に残り、言葉や行いについて考えました。まず、やわらかく耕された土壌とは、雨や日光を浴びて、どんな種も肥料も受け入れ、これから植える種がすくすく育つようにと願われ、人の手で丁寧に耕された土壌のことであると考えました。
今の自分を振り返れば、後期が始まってから何も頑張れない自分にフラストレーションをためています。耕された土壌とは言えません。ですが、そんなフラストレーションを忘れる瞬間があります。それは自分ではない誰かが言葉をかけてくださる時です。華道の授業で大聖堂に生けこみに行くと、お世話になった中野教会の方に偶然お会いし「かわいいひまわりでしたね」と話しかけてくださいました。大聖堂で会うたびに「いつも楽しみにしています」と声をかけてくださる方もいます 。周りの方からの様々な言葉が私の心を耕してくれています。
私が貰った言葉たちを自分にも、周りの人にも与えらえるようになりたいと思いました。それが、私の思う「心の土壌を耕すような言葉や行い」のひとつです。言葉はその時の心境や本心が表れるものだと思っています。忙しくてもそのとき必要な言葉や、やわらかな話し方を意識していこうと思います。
会長先生ご法話はこちらからご覧ください。