vol.15 家族で話し合うきっかけに
ぼんじん
4歳の娘と私の二人でお留守番をしていたときのこと、退屈そうにしていた娘に「何かして遊ぼうか?」と声をかけたところ「おはなししないで!(話しかけないでの意味)」と娘からの返事。それに対して私は「じゃあパパは何もしない」と言い返しました。すると娘が泣き出して「保育園ではね、ちくちく言葉とふわふわ言葉があって、パパが言ったのはちくちく言葉なんだよ!ちくちくがいっぱいになったらどうなると思ってるの!」と訴えてきました。
よく話を聞くと『ちくちく』は嫌な言葉、『ふわふわ』はうれしい言葉とのこと。保育園で読んでいる絵本を今の状況にあてはめて、私が言ったのはちくちく言葉なんだと説明してくれました。嫌なことがあると泣くだけだった娘が、自分の言葉で上手に伝えられたのです。そんな娘の姿をみて成長を感じ、感動しました。
早速この絵本を入手して一緒に読んで、事あるごとに、今のはふわふわだったかな?ちくちくだったかな?ちくちくだったらどんな言葉に言い換えられるかな?と話し合っています。絵本を通して娘・妻・私との間で、思いを伝え合うこと、自分の言動を省みること、相手を思いやること、そんな雰囲気ができつつあります。
>>偶数月2日10:00~10:40 Zoom開催<<
えほんのよみきかせやフリートークの楽しい時間
お子さんと一緒に
おとなだけでの参加ももちろん大歓迎
一緒に絵本の時間を楽しみましょう!