「何かが起こってから」の相談ごとは、結局大ごとになる。
相談するとき、誰に相談します?
相談業を仕事の1つにしている私がいつも思うのは
もっと、聴くプロに相談する生活習慣を
いろんな人に取り入れてもらえたらなあ、ということ。
近い人に相談すると・・・
話の途中で遮られたり、
聴き手が思うことをどんどん話しはじめて
こちらが本当に聞いてほしいこと、考えたいことが
何も整理・解決できないまま、その場が終わる
・・・という経験を
したことがある人は多いのではないかしら。
「知らない人に相談するなんて恥」
どれくらいの人がそう思っているかは不明だけれど
聴くトレーニングをしっかりしてきたプロに話すことは
守秘義務が約束されているし
話し手のことを否定したり、余計な言葉を途中ではさんだりしない。
しっかり自分と向き合えて、
とても安心で有意義な時間。
体の健康と、メンタルバランスは密接な関係にある。
もっと、信頼できるプロに対価を支払って対話する時間にも
趣味でリラックスするのと同じように
価値を感じてもらいたい。
「何か起こってから」相談すると
話すだけで解決しなくなっていることが多く
医療や法律などの力を借りる必要が出てきて、お金も時間もかかる。
自分の考えだけで終わらないことも出てくるしね。
普段、軽い悩みや愚痴の段階から
自分がどうありたいかを考える時間を習慣にしておけば
大事にならなくて済むことも多い。
本来人は、自分の日常にある課題や悩みについては、
だいたい自分で解決できる力をもっている。
プロと対話すると、
その眠っている可能性を引き出してくれるはず。
起こってから、制度や誰かに頼ろうとすると
思うようにいかないとき、相手のせいにしたくなる。
そんな自分のことも、嫌になって責める。
だんだん苦しくなって、身動きがとりにくくなる。。。
自分の人生なのだから、
もっと自分を信じて、
自分で考え、選べる力を養っておきたい。
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