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対話道の探究(17、背負っているもの)

夏の高校野球では熱戦が連日繰り広げられているところ。

すでに母世代なものだから

メディアが取り上げるいろんな選手の背景を見聞きすると
ちょっとじーんとすることもある。

対戦相手で、負けたチームの思いを感じるとかね。

「○○を背負って(しょって)立つ」
という表現を思い浮かべる。

一見、堂々とふるまっているように見える人も

実はプレッシャーに押しつぶされそうになっていたり
期待に応えようと、
誰かの気持ちを胸に抱いてそこにいたり

それが、本人を成長させることは喜ばしいこと。

周りの騒ぎが大きすぎて、
本人の思いとはちがう状況や方向に向かっていないかと
心配になることがある。

本人には、できるだけ
自分の気持ちに集中してほしいなと願っている。

周りのガヤガヤにかき乱されることで
本来の能力が発揮できない結果にはなってほしくない。

背負っている気持ちは、
本番の場に持ち込むよりも、
ひとまず外で待っていてもらう感じでOK。

周りは言いたいように、何とでも言うし
評価したいように評価する。
自分の、その場にかける思いに集中してね。

その場の何に魅力を感じるのか
自分はそこにどう関わりたいのか
自分がそこで、どうありたいのか

等がしっかりしていたら
すでにもっているあなたの力は
十分な成果になるだろう。

そんなあなたの、まっすぐな姿勢が
周りに勇気と幸せをもたらすのだと思う。

あなたを信じてくれている人は
仮にあなたが期待に応えられなくても
その姿に感動をもらっているし
希望を感じているってことを
知っていてほしいな。


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