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対話道の探究(10、たらればの是非)
「もし、○○だったら」
「たとえば、~になれたらとしたら」
コーチングではイメージを描く質問をよく用いる。
質問をもらうと、はじめは「わからない」と答える人は多い。
(私もその一人だった)
答えることになれていない場合もあるし
まだ、質問してきた相手を信頼していない場合もある。
そして、自分の答えに自信をもてないこともあるし
答えてしまったら、それに拘束されるかも
・・・という気持ちがあるために
答えないでいる人もいる笑
答えない、今はわからない。も答えのひとつ。
必ず何か言わないといけない、という縛りはない。
その場で答える以上に
その質問をじっくり検討して
後で自分の中に問い続けることが
実は深い答えにつながっていることだってある。
コーチングと聞いて身構える人は
ぜひ、答えることよりも考えることに集中していいということを
知っておいてほしい。
あと、↓こういうタイプの人もいるかな・・・↓
「起きてもないことを答えさせるなんて(イラッ)」
「未定の可能性のばかりを追いかけてる(違和感)」
等、批判的に受けとりがちの人。
まあまあ、そう言わんと
少しだけお付き合いくださいな♪
イメージするって、結構大きな力を発揮する。
スポーツ選手に
イメージトレーニングを取り入れている人がいるのは
多くの方がご存知だと思うが
立場は異なるとはいえ、
同じ人間として取り組んでいることなのだから、
誰にでもそれを使う力はあるし
奪われることはない。
私も・・・そんなに威張れるような成果はないけど(^^;)
わりと自分が描いた生き方になっているかな、とも思う。
結構何の根拠もなく「こうなる」と思っていることは
自然に叶ってしまって
自分でも気づいてなかったりする。
イメージすることは、
実は自分の中で可能なことしかイメージに浮かばない
という考え方があると聞いたことがある。
ちょっと超常現象?みたいな話だけど笑
自分が、
今の存在とはちがう存在として生きていたときに経験したことが
今の自分の中に記憶として微かにでもあって
それがイメージとして現れるとか、現れないとか。
真実はどうなのかわからないけど
そうだ、といえばそうかもしれないし
ちがう、と否定すれば
未来は今の延長線上だけになるのかもしれない。
結局は、本人次第ってことか(無責任、笑)
でも、「たられば」は
私はあってもいいかなと思っている。
妄想するの、嫌いじゃないし。
現実とイメージは、同じでなくていいし。
不確定で未定なものであっても
現実に居続けなければならない理由はない。
(仕事とかの契約ごとの執行中は別だが)
自分の場合、
逆に、イメージの世界に浸りっぱなしってこともない。
思考を転換するきっかけになればいい。