【西国三十三所巡礼】第八番札所 長谷寺

　長谷寺
　本尊　十一面観世音菩薩
　住所　奈良県桜井市初瀬731-１

　近鉄長谷寺から徒歩20分。どんどん坂下っていく。帰りが逆に怖い！
　ときどき現れる矢印をたよりに目的地へ向かっていった。ちなみに途中に番外札所の法起院がある。こちらはまたのちほどに。
　いつのまにやら緩やかながら上り坂だ。
　先ほど電車に乗っている時のツイッターで、今晩は雪とあった。すでにチラつきだしていて、電車に乗る前とはうってかわって冷たい風がふきつけてくる。
　真言宗豊山派の総本山である。そして長谷寺オブ長谷寺（なんのこっちゃ）、最強の長谷寺、というやつだ。自分で書いていてもまったくわからなんけど。

　インスタ映えするであろう長い登廊をこえると…って果てしない！
　やっとこさ国宝の本殿に入る。巨大十一面観世音に圧倒される。毎度毎度の感想で申し訳ないけれど、でかいものを見るときの畏怖とか憧れとか、単にすげー、という感想などが入り乱れる。
　願っている時、強い風が吹いて幕がはためいた。そして曇り空から晴れ間がのぞいた。こういうことはたまにある。
　うーん、本当に神様仏様は「ある」のかもと思わせる。
　長谷の舞台からはるか彼方の山波を眺め、そして本堂のなかにある再び十一面観世音を見た。距離があり、やっとしっかり見つめることができた。

　ところで僕はよくおみくじをひく。今回もひとまずひいてみた。おみくじは末小吉。なかなか刺さるお言葉をいただく。この巡礼中、わりと厳しめのお告げがくるんだけれど、やはり欲にまみれまくっているからなのだろうか。気を引き締めていこう。