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9月はもう来年みたいなもんだ

と、思っている。

いや、占い的な話でもなんでもなく、なんとなくだが夏も終わればもう来年のほうに気が回ってくる。つまりもう「気分はもう来年」なのではないか、と思っている。

いやまだ暑いし、今日の東京、雨降ったりやんだりでほんとに天気がおかしいし。ところで新宿で大雨喰らうと、『新宿は豪雨』ってつぶやきがち。年がバレる。

にしても年をとればとるほど一年は短くなっていく(原田宗典さんの小説にあったけど、「時間は分母」。七歳の一年は人生の七分の一だが、四十歳にとっての一年は人生の四十分の一)。
なんか一年の後半戦(人によっては10月でも11月でもいいんだけど)はもう、来年の準備だ。ちょうど9月になったら本屋で手帳も売る。なぜならフェア棚が「夏の100冊」から切り替わる。

正月がついさっきのように思えるし、もう来年の支度かよ。2024年、なんだったんだろう。
なにも成し遂げてないかも。

あ、小説は完結しました。


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