18/365「言葉」を通じて、誰かの背中をポンと押してあげたい
はじめに
私は、5年後までに「言葉」を通じて、誰かの背中をポンと押してあげることのできる力をつけたいと思っています。
なぜなら、私も「言葉」によって背中を押された1人だからです。
私がライティング力を高めたいと思ったのは、2019年の10月。たまたま、「何もない街から見えてきたもの。山田卓哉が演出する、名古屋という地域。」というIDENTITYの記事を見たのがきっかけでした。
何もない街から見えてきたもの。山田卓哉が演出する、名古屋という地域。|IDENTITY #note https://note.com/identity/n/n4a1d61613e36
中でも印象に残ったのは、山田さんの言葉でした。
「いい人やいい場所、いいストーリーっていうのは名古屋に限らずいっぱいあるんだけど、その伝え手はなかなかいない」
この「伝え手」というワードを見て、自分も「言葉」でマチや人の伝えたいと決意しました。でも、なぜ決意することができたのか。
今まで通り記事を見るだけでいいのでは?
就活の準備やアルバイト、大学の授業で忙しいし、両立するのは厳しいんじゃない?
色々と頭に浮かびました。でも、挑戦してみようと思ったのは、行きつけの和菓子屋さんでのある記憶がフラッシュバックしたからです。
僕に火をつけたある日の記憶
その和菓子屋さんは、創業80年を迎えるお店で、笑顔が素敵な二代目店主のお父さんとサービス精神な旺盛な女将さんが切り盛りをするお店です。
そこには、和菓子を買う目的もありましたが、女将さんと話すのが密かな僕の楽しみでした。だけど、初めて行ってから半年たった今年の8月、女将さんがポツリと。
「お客さんも少ないから来年辞めるかも」
この言葉を聞いて、悲しい気持ちになりました。和菓子も美味しいし、女将さんもあんなに優しいのに。それ以上に、手助けをしたかったけど、何にもできない自分が悔しかった。
日常を少しだけ明るくしたい
私はこのような経験を経て、まちでの「出会い」をたくさんの方にシェアできる「言葉」でマチの日常を届けたいと考えるようになりました。
具体的には、マチのお店(特に喫茶店)に足を運び、お店の人に焦点をあてた取材記事を執筆したいです。そのためには、ライティング力を上げる必要があります。どうしたら読者の心を刺すことのできる記事を書けるかライターの皆さんにフィードバックをいただきながら、ライティング力をつけていきたいです。
「泣きそうなくらいつらいことがあったのに、自分の記事を見て元気をもらいました」
「いつもコンビニ弁当なのに、明日のランチそこにします」
そんな読者の日常が少しだけハッピーになるような言葉を紡ぐことができるようになりたいです。
「僕といえば⚫⚫」を作りたい
今後どんな人間になりたいか。色々な人に頼られる人間になりたいです。そう思うきっかけは、あるマチヅクリ団体の打ち上げで尊敬している方に言われた言葉でした。
「北川君は受身すぎるよ。北川君にしかできないこと="武器"を作らないとただのボランティアだよ。」
私はその言葉を聞いてハっとしました。なぜなら、好きなことはあっても自信を持つことのできる「武器」を持っていなかったことに加え、そこに所属しているだけで満足してしまい、貢献度が高くなかったからです。それを自分は分かっていたのに今の環境で満足していたことをその方に見抜かれました。
私の武器になりうるものは何だろう?
そう考えたときに真っ先に浮かんだのが「文章を書く」ことでした。私は決して文才があるわけではありません。でも、自分の思いを発信してリアクションをもらうととてもハッピーな気持ちになります。だから、この1年は文章を書きまくります。そして、1年後、どこかの環境に入ったとき、「ライティングといえば北川だよな!」と言われるように精進していきます。さらに、5年後、ライティング業の中の1/100を目指していきます。