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集中力

一昨日の試合、勝った理由はひとつだけ。
彼らの責任感と集中力だけだったと思います。
しかもこのメンバーは、相手を見ての若手起用というわけでもなかったと思うのです。

山口でのPSMを見た方は山口のメンバーのサッカーと昨日のメンバーのサッカーが大きく違うものだとわかったでしょう。

しかし点を取るにはまだまだ前線を崩す必要があり、今の監督では、その事を指導できるに至ってないということは、わかりました。
まずは、ミスのない試合運びをすること。
そのことに対する集中力は、素晴らしくあったということです。

しかし、このサッカーで勝とうとするならば、南野や堂安のような切り込んでフィニッシュに行けるような選手がいないとならないのです。
ボールを失わないように回してばかりいてもゴール前にボールは行きませんし、回してばかりだから相手は全く崩れてもくれません。

リスクを追いながら自分たちを崩しながらギャップを作り、フィニッシュまで持っていく。
その途中でロストするような事があってはならないですし、それを見張る役目をする選手も必要です。

誰がその役割を担わなくてはならないか、自分の役割を認識しなければならないのに、まだ、自分が今なにをするか、しか見えていなかったと思うのです。

そう思えば山口では、くずれてはいましたが、崩してもいたのかもしれません。
だけど、これも、極端すぎて話になりません。

崩したと思ったら崩し過ぎたと、固めにはいる。
バランスが出来るようにならないといけないのですが、修正の仕方が両極端のように思いました。

さて、土曜日開幕戦。
どんなサンフレッチェが見られるでしょうか。

集中力とリスクマネジメントとギャップ作り。
できるかな…

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