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ふと我に帰ってみて

ものすごーく、ネガティブな事を、落ち込むというより、冷静に考えていました。
なんというか、この10年で類を見ないほど接点がない日々。
それでも、そんなにしんどくもありません。
無いならないなりに、何とかなるもんだ、というか、皆同じなのだからうらやましいとか思う存在がいない分、心安らかにこの接点無し状態を過ごしておりました。

そうしてたら、頭の中はどんどん冷静になって行くもんで、これまでの「悪行」についてひとつひとつ思い返して見るわけです。

もしね、自分が「あなたのファンだから愛想良くして欲しいです!笑ってください」とか「あなたのファンだから、こんな人になって欲しいんです」なんてメッセージがきたらどうだろう?
そこは、1番冷静になっちゃならんところ?いや、ほんとは、1番考えんとならんところ、なのは…そうなのかもしれないけど…
自分は有名人でもそのお客さんとなるファンもいないから、もしもそんな人がいきなり現れても「関係ないじゃん」となるから、というか、そんなん、マジストーカーやん、と思ってしま…あーやばい。

いろいろ、ほんとに、いろいろと全部。
むむう。と、頭を抱えておりました。
実際、ちょっとした事も。
許された場所でのやり取りも、ほんとならそういうのはしんどい事なのかもしれないね、と、思ったわけです。

折に触れてそう考えるのですが、特にそう思っていたのが連覇したあとくらいでした。
ファンサゾーンの人の輪が何重にもなっていた頃、さすがにたくさんの選手とやり取りしたいなどと考えるのは、申し訳ないということで、あおちゃんだけとやり取りをすることとしたのです。
人が少ない日でも友達がやり取りしてもらってても、私は、あおちゃんだけにしときます(普段大変でしょうから)という気持ちで、お次へどうぞ、としていたのですが、ある時、どうも、私は「青山さんにしかファンサに行かない人」というレッテルを貼られていることが判明したのです。

実際、私1人でもサービス労働を減らせれば、と思ってしていた事が逆に「1人以外はアウトオブ眼中」という失礼なヤツ的な扱いになっていたようなのです。

その誤解を解きたいと、翌年は、精を出して皆様と存分に触れ合わせていただきました、が、やはり、今、冷静になって考えてみれば、失礼と取られても、仕事量を減らす方に気を使っておくのも自分の信念であればやるべきだったのかもしれない、と、思い直しました。

というのも、自粛期間中、あおちゃんの露出が無さすぎて、これは、お家にこもって
「いやー毎日毎日人の相手しなくてよくて楽ちんだよー」と「ファンサをしないでいい心地良さ」(もし自分がそういうファンサービスをしないとならない職業でしなくていい期間があるとしたら)を満喫してるのでは?と、思ったのです。

チヤホヤされないけど、おばさん(私個人に限定します)の変な要求にイヤイヤ応えなくてもいいのは、開放感あるだろーなーーー!!と。

イヤイヤかシャーなしかわかりませんが、まあ、こういう距離を置いて冷静に考えてみる、という事で自分が社会生活の中で「普通」に生きていく、という事、変人呼ばわりされない、というのもなんだか、開放感があったのです。

ホームキーパーに徹して、丁寧な暮らしなぞしてみると、ああ、専業主婦って意外と忙しいし、やればやるだけやる事がでてくるもんね、とか思ったり、自分のために使う時間もあったりして、走りますか?勉強しますか?ボーッとしますか?と、身体を休めることも出来てなにやら、仕事に行ってもそんなにイライラしない自分がいるのです。

服もお化粧も今ある物でどんなことが出来る?とか、あら、こんな物もあったのね、なんて、余裕ですね?これは、余裕ですね?
それまで、サンフレッチェ、あおちゃん、仕事、家事、自分、と、かなり詰め詰めであって、上手くいかなかったところは、お金で何とかしてたこともわかりました。

今だけでしょうがね。

ですが、コロナちゃん自粛で、コロナちゃんに今のところかかることもなく、もしかしたらするはずのなかった生き方をすることになり、それは、それで、悪くないのかもしれないなぁ、と、私自身は感じております。

サンフレッチェはここからが正念場。
他のスポーツコンテンツから、鞍替えする人もいるかもしれません。
ある意味新しい客層を狙うこともできる、スタートです。
そういう意味で私のような、燃え尽きてしまいそうな人はついていけないかもしれません。

でも、この自粛で、あおちゃんが「はぁ、楽ちん」より少しでも「あの人たちどうしてるかなぁ」と、思っていてくれたら、さて、どうなるかな?私www

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