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水曜独りメシ#11「祝日の食卓」

 毎度おなじみ水曜独りメシのお時間です♪
昨日の角上魚類の仕入(笑)により、
今夜も魚づくしです♪

 祝日、しかも天皇誕生日ということで、
鯛を尾頭付きで塩焼きにします。
約20cmのサイズで、1匹90円!
びっくりでしょ。
下処理はウロコを取り、エラワタを抜いて
飾り包丁を入れます。
全体に塩をして、尾びれがこげないように、
塩でコーティングします。
グリルで焼いて、できあがり。

 今日はウチノヒトのリクエストで、
スルメイカを使って2品つくります。
 1品めは、イカ大根。
大根は厚さ8mmの銀杏切りにして、
米のとぎ汁で下茹でします。
イカはワタを外して、胴を短冊切りにします。
下茹でした大根とイカを同じ鍋に入れ、
砂糖、ほんだし、ひたひたの水を入れて
強火にかけます。
5分ほどアクを取りながら煮たら、
醤油、味醂を足し、落とし蓋をして
弱火にして20分ほど煮ます。
火を止めて味がしみるように置いておきます。
 2品めは、イカゴロ焼き。
吸盤をこそげたイカの足とエンペラを
小さめの一口大に切ります。
ワタの中身を出して、酒、醤油、味噌、
おろしニンニクを混ぜておきます。
マッシュルームを5mmにスライス、
長ネギを小口切りにします。
フライパンにオリーブオイルを熱し、
長ネギとマッシュルームを炒めます。
イカを加えて、色が変わるまで炒めたら
ワタと合わせた調味料を加えて炒めます。
全体になじんだら、バターを加えて
ひと混ぜしたらできあがり。

 ごはんは魚のアラでとった出汁で
炊き込みごはんにします。
 今回は、シマアジのアラで出汁をとります。
アラは既に切り分けてもらっているので、
水洗いして、お湯をかけて霜降りにします。
水気をとって昆布を敷いた鍋に入れ、
たっぷりの水を入れ強火にかけます。
沸騰したらアクを取りつつ10〜15分、
煮出します。
 出汁が取れたら、昆布とアラを取り出して
ペーパーで出汁を漉してさましておきます。
アラに残っている身をほぐし、
あとでごはんに混ぜるようにとっておきます。
 米を研いで、さました出汁、塩、醤油を加え
炊飯器で炊きます。
炊けたら、ほぐした身を混ぜ込み、
お茶碗によそいます。

 ところで、みなさんはごはんを炊飯器や
おひつからお茶碗に入れることをなんと言いますか?
 私の実家は「よそう」でしたが、
ウチノヒトは「つぐ」と言います。
「盛る」というところもありますね。

 閑話休題。
ごはんを出汁茶漬けにするために、
残った出汁に塩、味醂を加えて味を整えます。

 これとは別に、お味噌汁をつくります。
今日は長ネギと小松菜に、栃尾揚げ。

 最後にシマアジの身を刺身にして、
祝日の夕飯のできあがり。

 いただきます♪

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