喜多さん

『水曜独りメシ』連載中。FM八ヶ岳でラジオ番組『喜多san'sBAR』もやってます。普段は木を使う仕事です。

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『水曜独りメシ』連載中。FM八ヶ岳でラジオ番組『喜多san'sBAR』もやってます。普段は木を使う仕事です。

最近の記事

水曜独りメシ#18「桃の季節」

毎度おなじみ水曜独りメシのお時間です♪ 今年も桃の季節がやってまいりました。 初物を頂戴したので、 パンケーキを焼いて一緒に食べたくなりました♪ 桃を送ってくださったのは、 笛吹市一宮のとある桃農家さん。 会社でお得意先様にお贈りする桃は、 全てこちらから送っていただいています。 今年もお味見を兼ねて、 桃の季節到来を告げてくださいました。 この桃農家さんのことを書き始めると、 本が一冊書けるほどになりますので またの機会にしたいと思います。 今年の桃は、まだ若いながら

    • 水曜独りメシ#17「山椒醤油の実力」

      毎度おなじみ水曜独りメシのお時間です♪ 先日つくった山椒醤油、 「何に使おうか」と考えていたのですが、 今朝の塩揉みキュウリに、 梅と一緒に合わせてみました♪ 材料はシンプルに、 塩揉みしたキュウリ、 鰹節、梅干し、山椒醤油です。 塩揉みしたキュウリと鰹節、 種を取って叩いた梅干しを合わせ、 軽く混ぜたところに 山椒醤油を小さじ三分の一ほど。 軽く混ぜ合わせてできあがり。 山椒の実は刻んだ方がいいかも。 梅と山椒がお互いを引き立てる、 というよりは、 お互いのやなところ

      • 水曜独りメシ#16「ジャスミンライスが上手く炊けました♪」

        毎度おなじみ水曜独りメシのお時間です♪ ここのところエスニックにハマっている ワタクシですが、 今朝はジャスミンライスの湯取り法に チャレンジしてみました。 湯取り法とは、 たっぷりの湯でジャスミンライスを茹で、 茹でた湯を捨てて水分をとばしてから 蓋をして蒸らす方法です。 鍋にたっぷり湯を沸かします。 今日はジャスミンライスを1合。 お湯は約1リットル。 米を入れて、時々混ぜながら10分茹でます。 量によっても時間が変わるかもしれませんが、 アルデンテよりちょい柔らか

        • 水曜独りメシ#15「アジアンな朝とかいいなと思う」

          毎度おなじみ水曜独りメシのお時間です♪ 朝起きて、いい天気だと、 アジアの屋台の朝ごはんとか、 そういうのが食べたくなるときって ありませんか? 今朝はそういう気分だったので、 さりとて、長坂でそんな店があるでもなし。 そこで、自分でなんとなくやってみることに。 蒸し鶏の余りがあったので、 フォー的なものを作ろうと画策。 プレミアム味覇をベースに、 長ネギの葉っぱの方としょうがで スープを作成。 そこに長ネギスライスと、 たまたまあったセロリの葉を刻んで 一煮立ち。

          水曜独りメシ#14「記念日は日曜日」

          毎度おなじみ水曜独りメシのお時間です♪ 今日、5月23日は、弊社の創立記念日です。 1969年、前身である、 「山梨ミサワホームパネル興業株式会社」が 設立されて、今年で53年目を迎えます。 そんな日の朝ごはん、 基本の和食朝ごはんにしてみました♪ トレーの外のおかずはウチノヒト作。 左から、 フキと油揚げの煮物、 カブの葉の炒り煮、 ゴボウとさつま揚げの煮物。 私はカンタンに笑 左上から時計回りに、 シラスおろし、 アレンジ納豆、 大根の皮のきんぴら、 大根と長ネギのお

          水曜独りメシ#14「記念日は日曜日」

          水曜独りメシ#13「カオマンガイ」

          毎度おなじみ水曜独りメシのお時間です♪ …だいぶご無沙汰してしまいました。 こないだから、ジャスミンライスが食べたくて、 つい、Amazonでポチッてしまいました。 こちらがジャスミンライス♪ で、ジャスミンライスときたら、 カオマンガイでしょ! てなわけで、今回初めて、 カオマンガイを自分でつくってみました♪ 鳥もも肉を、 ニンニク、ナンプラー、塩、そして、 パクチーの根っこ(ていうかほぼ茎)と 一緒に水から煮ます。 アクが出たら火を弱めて約8分。 そのまま冷まします

          水曜独りメシ#13「カオマンガイ」

          『水曜独りメシ』こぼれ話「思い出の味、かりーてーる」

           以前のこぼれ話で、 洋食にはビールか熱燗、 ということを書いたが、 これには明確な理由というか、原因がある。 子供の頃の原体験によるものだ。  子供のころ、私は母の実家にいることが多かった。 母の実家は世田谷にあり、子供のころの記憶は 世田谷をはじめ、都内の風景が多い。 味覚についても同様で、このころに根ざすものが多い。  中でも、一番印象に残っているのは、 千歳船橋駅前にあった洋食屋、 「かりーてーる」だ。 ここは祖父母と一緒によく通った。 今はもう無くなってしまった

          『水曜独りメシ』こぼれ話「思い出の味、かりーてーる」

          『水曜独りメシ』こぼれ話「初めてのチーズケーキ」

           Eテレの「グレーテルのかまど」 阿川佐和子さんのチーズケーキの回を見ていて お菓子を作り始めたときのことを思い出した。 グレーテルがヘンデルに残したメッセージは 「まずは1回目」  私が最初に作ったケーキはレアチーズケーキだった。 特に製菓に興味があった、とか、 甘いもの好きが高じて、とか、 そういう自発的な理由ではない。  では、何故か? それは、「頼まれたから」だ。 中学生二年生になってすぐのある日、 同じクラスになった女子から突然、 「ケーキつくってよ」と。 その

          『水曜独りメシ』こぼれ話「初めてのチーズケーキ」

          水曜独りメシ#12「日曜あさごはん其の参」

           毎度おなじみ水曜独りメシのお時間です♪ 毎度といいつつ、間が空いてしまいました。 いろいろとありまして、 ごはんを作るタイミングがなかなか取れないのと ここに書くタイミングを逃してしまっていたので すっかりご無沙汰してしまいました。  で、しっかり再開、というほどではなく、 リハビリのように書いていこうと思います。  日曜日は、というか、休みの日は、 ついつい早く起きてしまう、 小学生のようなメンタルですが、 おなかも早く起きればそれなりに減るもの。 ウチノヒトにまかせ

          水曜独りメシ#12「日曜あさごはん其の参」

          水曜独りメシ#11「祝日の食卓」

           毎度おなじみ水曜独りメシのお時間です♪ 昨日の角上魚類の仕入(笑)により、 今夜も魚づくしです♪  祝日、しかも天皇誕生日ということで、 鯛を尾頭付きで塩焼きにします。 約20cmのサイズで、1匹90円! びっくりでしょ。 下処理はウロコを取り、エラワタを抜いて 飾り包丁を入れます。 全体に塩をして、尾びれがこげないように、 塩でコーティングします。 グリルで焼いて、できあがり。  今日はウチノヒトのリクエストで、 スルメイカを使って2品つくります。  1品めは、イカ大

          水曜独りメシ#11「祝日の食卓」

          水曜独りメシ#10「おむすび」

           毎度おなじみ水曜独りメシのお時間です♪ 朝ごはんをしっかり食べたのと、 夕飯もしっかり作る予定なので、 お昼は軽めに。  角上魚類で明太子を買ってきたので、 混ぜ込みおむすびにすることにします。  ひとつはシンプルに、ごはんに明太子を 混ぜ込んだだけのもの。  ふたつめは青しそと白ごまを混ぜて。  みっつめは松の葉昆布と白ごまを混ぜます。 普段より少し小さめの円盤型にむすびます。  お味噌汁はシンプルに白菜のみ。 さて、ごはん食べたら夕飯の仕込みです。  いただきます

          水曜独りメシ#10「おむすび」

          水曜独りメシ#9「トルティーヤとパスタ」

          毎度おなじみ水曜独りメシのお時間です♪  前の日のトルティーヤに、 チーズをのせ、フライパンで軽く焼きます。 その上に刻んだレタス、スパイシーチキン、 サルサソースをのせて、ライムを絞って食べます。  朝からメヒコ気分♪ 何もなければ、ビールでも飲むところです笑 そんな土曜日の朝。  日曜日昼はパスタにしました。  冷凍のシーフードミックスとむきエビを オリーブオイルであたためながら加熱します。 塩、胡椒、バジル、クレイジーソルト、 白ワインを入れて風味をつけます。  市

          水曜独りメシ#9「トルティーヤとパスタ」

          水曜独りメシ#8「常夜鍋かピェンロー鍋か」

          毎度おなじみ水曜独りメシのお時間です♪  途中経過の写真がないとなんのことやら ですなぁ。  常夜鍋は、豚肉とほうれん草をさっと煮て、 ポン酢で食べる鍋のこと。 ピェンロー鍋は扁炉鍋と書き、 妹尾河童さんの紹介でおなじみの 白菜と豚肉、春雨を煮て、 塩、胡椒、胡麻油で調味しながら食べる鍋。  今回は、そのいいとこ取り、 というよりは楽なところ取りをします♪  白菜とスライスした豚バラ肉を交互に重ね、 いわゆるミルフィーユ鍋のように 土鍋に並べます。  その上に、長ネギ、

          水曜独りメシ#8「常夜鍋かピェンロー鍋か」

          水曜独りメシ#7「我が家ではドライカレーと呼んでいた」

          毎度おなじみ水曜独りメシのお時間です♪  写真の食べ物、みなさんのおうちでは、 なんと言いますか? 私の実家では「ドライカレー」と呼んでいて、 母のつくる昼ごはんの定番のひとつです。  今我が家で私がつくるとき、 母のレシピと多少違うのは、 お肉が豚肉ではなくて鶏肉を使うところと レーズンをいれないところ。  我が家では、 レーズンは三大タブー食材のひとつで、 絶対に食卓に出してはならないどころか、 その姿を見ることも許されません。  ちなみに、我が家の三大タブー食材とは、

          水曜独りメシ#7「我が家ではドライカレーと呼んでいた」

          水曜独りメシ#6「マグロのカマの煮付けと一陽来復」

          毎度おなじみ水曜独りメシのお時間です♪  暮れにマグロのカマをいただきます。  もう何年になるでしょうか。 毎年、冬至を迎えるころ、 早稲田にある穴八幡宮で頒布される 「一陽来復」のお守りをいただきに行くのに、 それまでお祀りしていたお守りを預かって お納めすることが恒例になっています。  その際にお伺いするのが、とあるお店。 経営者の先輩の同級生というその方は、 魚屋さん兼寿司屋さん兼パスタ屋さん。 …と書けば、あゝあそこか、と、 ピンとくる山梨県民は少なくないかと。

          水曜独りメシ#6「マグロのカマの煮付けと一陽来復」

          『水曜独りメシ』こぼれ話「アマダイの一夜干し」

          …結局、 本筋より傍流、 主役よりも脇役や敵役、 本題より裏話が好きなんだ。  まあ、それはしょうがないとして、 水曜独りメシの本編の中では書ききれない、 もしくは、過去の記事で書いているけど もう一回書きたい、みたいなことを 「こぼれ話」として書いていこうと思う。  せっかくだから、 口調(文体)くらいは変えてみようか笑  アマダイの一夜干しは、 昨年2020年11月28日に届いた、 萩大島船団丸の鮮魚BOXに入れてもらった アカアマダイをいくつか料理する中で つくっ

          『水曜独りメシ』こぼれ話「アマダイの一夜干し」