ルンバのリズム考1



https://youtu.be/2awgw5tyaGE


ルンバカタラーナや、ジプシールンバを専門に演奏していて、感じるのは、リズムは方言の様に、地域によって訛りを持っているとこだ。それは、ルンバと呼ばれるアフリカ発祥のリズム音楽が、東アジアの一部を省く音楽のリズムの母であるからだ。
残念ながら、今の日本の音楽の母にルンバはいない。だけども、僕は日本人として、ルンバのリズムを模倣して取り入れている。そんな僕のルンバのリズムは、海外の人、とくにヒターノや、ラティーノや、モレーノから見れば、それば日本人訛りである。過去に一度、バルセロナの友人のヒターノに、お前のルンバのリズムは太極拳の様だと喩えられたことがある。
一時はその言葉に屈辱を感じたこともあるが、今では、日本人が、日本と言う土地柄と文化の中で、ルンバを演奏して育むと、こんな感じになると言う事を、世界に発信していきたいと思っている。そして日本という国も、ルンバのように楽しく情熱的であってほしいと願っている。

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