沖縄民謡に見る「戦世(イクサユー)ぬ哀(アワ)り」~沖縄慰霊の日に寄せて~
本日6/23は沖縄慰霊の日。太平洋戦争下の日本における唯一の地上戦であった沖縄戦で、実に県民の4分の1が犠牲となったあの惨劇から75年の月日が経った。
ウチナーンチュ(沖縄の人々)は昔から嬉しい時も悲しい時も常に歌を歌ってきたため、沖縄戦の悲惨さを今に伝える歌も数多く残されている。
今回はそんな戦世(イクサユー=戦争の世)を経験した人々が歌った民謡12曲をもとに、その惨状と平和の尊さを読者諸氏と再確認していきたいと思う。
①軍人節(ぐんじんぶし)作詞・作曲/普久原朝喜
歌/