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「難しい」をゴールではなくスタートにしよう
先週に引き続き、今週もたくさんの企業を訪問させていただきました。
お忙しい中、どの企業のどの担当の方も時間を作ってくださったことに感謝しています。
それだけでなく、どの担当の方もとても真剣に話をしてくださり、聴いてくださり、喜んでくださったので、ボク自身にとっても有意義な時間でした。
訪問をさせていただいた多くの企業の担当の方が「社員の育成(教員)」に悩まれているのを感じます。
もちろん中には、育成のシステムや方針がしっかりしていて「育つ環境」が整っている企業もあります。
それでも「それが本当に機能しているのか(確かな育成につながっているのか)分からない」という胸のうちを話してくださった担当の方もいらっしゃいました。
そして育成の必要性を感じつつも、人手不足でそこになかなか時間を割けないという声や、現場と管理者の認識のギャップがあるという声も聴かせていただきました。
そんな社員育成の話になるたびに、よく「難しいですね・・・」という言葉を耳にします。
「そんなことありませんよ」「こうすればいいんですよ」と言えたらいいのかもしれませんが、ボクは簡単には言えません。
24年間、学校現場の最前線で6,500人以上の生徒たちと関わってきたからこそ、人が育つ(その環境を作る)のには時間とエネルギーが必要だということを知っているからです。
高校三年間(定時制高校なら四年間)、クラス担任として体育の教科担当として部の顧問として生活指導や進路指導の担当者として、文字通り「朝から晩まで」精一杯関わってきました。
それでも思うような指導ができず、悔しくて歯がゆい思いをしたことがたくさんあります。
だから「どんなに言っても伝わらない」というもどかしい気持ちも「何をしてもどうせ変わらない」という諦めたくなる気持ちもすごく分かります。
それでもボクは実践し続けてきたことがあります、だからこそ気づけたこともあります。
そして、そんなボクだからこそ伝えられることがあります。
時代も世の中も人も価値観もどんどん変わっていく中で、社員の育成や教育は決して簡単なことではありません。
諦めにも似た気持ちで、思わず「難しいですよね・・・」と言ってしまうのも当然です。
でもそれをゴール(結論)にしてしまったら、その先の未来はありません。
ボクにはその「難しい」をパッと「簡単」に変えることはできませんが、そこをスタートにして一緒にその先の未来を描いていくことはできます。
育成や教育に必要な「時間」と「エネルギー」は無限ではありません、有限です。
だからこそ、その限りある時間とエネルギーを使って、どの社員にどのタイミングでどんな内容をどんな順番でどう伝えるかがとっても大切だと思っています。
今までゴールにしてしまっていた「難しい」をスタートにしてみませんか?
そして、そこからの一歩をどう踏み出せばいいのかをボクと一緒に考えてみませんか?
今日のブログを、大切な社員と大切な企業の未来のことをきちんと大切にしたいと思っているあなたへ送ります。