民宿つくったぞぉ!「9」〜お覚悟〜

おはようございます。
田舎でスローライフ♩
朝日とともに目覚め、ゆったり草木を愛で虫や生き物と遊び、土を耕し心地よい疲れで、夕暮れを楽しみつつ星を見ながら一杯。
しずかな夜を嗜む。。

とか思ってましたが!

なんのその!草刈りし、その後、乾いた草を集め、風がなくひと雨きそうな前に焼き、畑の野菜の植え替え、片付けと、取れども取れどもその辺に張る蜘蛛の巣の撤去。日本みつばちの巣箱にスズメバチが到来する時期。スズメバチの姿を見つけたら 頭の中でテーマソングが流れる。
それは、仁義なき闘い。

田舎でのスローライフはまだ遠い。

さて、続きです。

民宿を始めるにあたり
私が女将で、母に料理担当として手伝ってもらうことを鑑定の方にみてもらったところ

「あなた、、くわれますよ、、」

とニヤッと笑われた。

「やっぱり、、、」

私は確信しました。
わかってはいたのです。
母は、表方でずっと生きてきている。
裏方に回るなどは、プライドが許さないだろう。

けれど、年齢的にも 世代交代を理解してもらわねばならない時期なのです。

長年、『ママ』として
君臨してきたところから
田舎に戻り『名前』で生きる。

自分では、想像もした事がないだろうから、
代わりに私が想像して差し上げたのです。

なので、母に直接、即座に提案しても話し合いにはならず、ネガティブな思想でこちらまで心身ともに影響を受けるため、
先に外枠をつくり、形付けていく中、自分で数年後のお店の状況と体のことを考え、それらを継続するも良し、こちらの提案を選ぶのも良し。
ですよ。のテイをにおわせておりました。

母の持つ、えにいわれん「強さ」
長女であるわたしに対しての「強さ」
それは人に話しても理解してもらえないところを、鑑定師さんは
サラッと言ってくれました。

今のわたしなら
立ち向かえるかも知れない。
いや
私しか立ち向かえない。

鑑定師さんが、

「それでいいんですか?(くわれるけどいいの?)」

わたしは、
「はい。頑張ります笑」と答えつつ

絶対に負けない。
と心に誓ったのです。

(が、、、数年後、ほんまに
負けそうになり、どえらい状況が来るのです。。。)

清荒神さんにお詣りし弘法大師さんにご挨拶し、鑑定してもらっての帰り道。
今日の記念に何かを買おう。と
お店を数軒覗いて
ある骨董店で

鉄瓶を見つけました。

民宿のイメージは、
ドラマ「銭形平次」
ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」
平岩弓枝さん著者「御宿かわせみ」

長火鉢に鉄瓶!
いるわ!いるいる!!

これください。

持ち手に

【松竹梅】

これを見るたびに

「くわれますよ、、、」

覚悟を思いだすのです。



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