民宿つくったぞぉ!「13」〜驚愕の設計図〜

こんにちは。
すっかり秋です。
民宿を始めて12年目に突入しました。
始めるきっかけのひとつであった母の病も淡路島に引っ越して3ヶ月でなぜか完治し!?私の人生の予定設計図は大きく変わりました。、、おかげさまで母は昨夜のお客様方にも料理の腕を奮っておいででした。
めでたし。めでたし、。。
※この病完治についてはまた番外編でご紹介させていただきたいと思います。

さて続きです。
少しはやる気を見せてくれた工務店代表が、設計図が出来たと何枚か見せてくれました。
んーーー。んぐっぐっ。。と
サザエさんの飲み込む音が出そうになりました。
もう何も言わずにお忙しい中、お時間をとらせてしまい申し訳ありません。この話はなかったことに。。
とお断りしました。(きっちり図面代はお支払いさせていただきました)

詳細は記せませんが、一点だけいえば予算の希望は伝えていました。
予算幅も伝えていたのですが、
土地代なしのうわものだけで、
5600万円て、、、3倍以上の膨らみです。

ホテルでも旅館でもなく、、
民宿です。

1からやり直します。
半年間がーーーーー。
と、思う気持ちでしたが、
時間がありません。
急いでわたしの理想とする図面を
自分であーでもない!こーでもない!
と広告の裏に書いて書いて書いて。
おかげさまで宿所の建築許可申請に関してお勉強できました。
と同時にあわじ暮らし移住相談窓口を見つけ、民宿を作りたい事などを相談し、
島内の工務店さんの紹介一覧表をいただきました。
当初、農家民宿と前置きするか否か考えていましたが、あわじ暮らし相談窓口の方に相談するなか、農家は入れない事にしました。
島内の工務店さんについては、叔父に相談すれば早かったのですが、
なんでも叔父に頼る!と思われるのが嫌で自力で成し遂げたい!という意地が、これまた えらいことになっていくのですが、、、
女の意地で乗りこえるんだ!!と
思っておりました。

民宿を建てる地域の工務店さんに相談させてもらえばよかったのですが、全然知らないところに飛び込みで行くのも、、と思い、
少し離れた地域ではありましたが、
淡路島の知り合いに工務店の事務所で働いてられる女性を紹介してもらい、
そのA工務店に相談させてもらうことになりました。
季節はもう10月の終わり。
予定では、春には開業したかったのに全然間に合いません。

A工務店の代表は、かなり勢いのある方でした。昭和を担ってこられた感があります。
わたしの話とこんな感じというわたしが書いた簡単な間取り図を見てくださいました。わたしも、自分の計画している時期よりだいぶズレているので、他の工務店さんにも相談はしていることなどもお伝えしたかと思います。
A工務店の代表は、設計など 少し考えてみるとの答えで、後日またお会いする事になりました。

数日後、
予算に近づけるようにコンパクトにコンパクトに設計していただいた図面を見せていただきました。
が、建築基準法、消防法などでどうしても外せない箇所もあり、予算は当初よりもかかる事になりましたが、
なんせ 5600万円を見ているので、感覚が麻痺しているようでした。

そして、11月 契約させていただきました。
これで、前に進める、、、。

と思いました。

ちょうどその時期、
夕刊を見ていたときに

インド北部、おひとりさまツアー

というものを見つけ、当時、高校生だった息子に

「行きたいんだけど行っていい?」

と聞いたところ

「行ったらえーやん」

と言ってくれ

11月末に携帯も繋がらない地域に
行く予定にしていました。

色々と進まないことに

自分では椎名誠さん並みに

「インドでワシも考えた」

全然関係ないけれど、
この時期、インドに行きたいと思った何かは後々、あるのではないか?と思っていました。


もしもの時には

A案かB案の策を練ろうと思っていたのです。

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