民宿つくったぞぉ!「3」

こんにちは。
稲刈りのコンバインの音が響く無風の午後です。
稲刈りしてる オッちゃん、倒れへんかな? リビングから見えるので心配してしまうわ、、

さて、昨日の続きです。

あの日は、中学校の卒業式で、我が子はもう卒業して在校してはいませんでしたが、役員として列席していました。
帰宅後、昼食をとり大好きな昼寝をしていると
「揺れ」を感じ、TVを見ると
ニュースキャスターの女性がヘルメットを被り地震を伝えていました。

その後は、たくさんの映像が流れ
被災状況が次々と放送されるようになりました。

身近な人を
突如 亡くしてしまう
言い表せない感情

日が経つにつれてわかる放射線の怖さ。

これからの日本の安全。
食の安全。
未来、わたしたちの子ども世代、
そして、その子どもたちへとつなげるための安全と不安。

自然の恐怖のみならず
人間がもたらした便利な世の中に潜む不都合。

避難を余儀なくされる方々を自分に置き換えて
そこから 思いがつのる
2拠点生活というもの。

自分の周りの状況も色々と切羽詰まりを見せ始めていた頃でした。

母は、長年経営してきた小さな一品料理屋の継続も危いなかに、病気の発覚。
弟も、親族経営の会社員ながら休日ともなると亡き祖父母の田畑の管理、
草刈り、手入れなどのため、実質 休みがない毎日で家庭の中でも不具合が起こりつつあった時期。

震災のあと、

子どもたちと日本を脱出しようか?
海外に定住してしまおうか、、

ということも視野に入れはじめた時に様々な悩みどころが増えてきたのです。

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