潜入!一帯一路最前線!ゴールデン・トライアングル経済特区へ!北部タイ・北部ラオス旅行記その6(ボケオ県トンプン郡)
皆さんは中国がラオスに経済特区を作っていることをご存知だろうか。
ボケオ県トンプン郡に作られたゴールデントライアングル経済特区は一帯一路の計画の元、ラオスに作られた経済特区のひとつだ。
ここはタイ、ラオス、ミャンマーの3ヶ国の国境が集中する場所でゴールデン・トライアングルと呼ばれている。この場所に目をつけたのが中国で、ラオス政府から経済特区として事実上99年間租借している。
気になったので行ってみたいと思ったが、あまりにも情報が少ない。調べてみても良い結果に繋がらなかった。
これは行ってみるしかない。以下行き方も記す。
代理店に相談したところ、バンビエン駅→ナットゥ駅まで行けばいけるとのことなので予約。
相変わらず過剰にデカい駅まできて乗車。
ラオス人に「ナットゥに行く」と言っても分からないようなので、多分東北新幹線の七戸十和田駅みたいなものだろう。何処だそこは?みたいな。
「ボケオ!カジノ!」と叫んで歩いていると、親切な人がバンの集まってる場所へ案内してくれた。
休憩所で朝から何も食べていないので適当にかき込む。それにしてもトヨタのハイエースは人気だ。
さて、着いたのは良いが、ピックアップしてくる車がない。辺りはすっかり暗くなっていた。途方にくれたが、兎に角歩くしかない。
トボトボ歩いているとタクシーが通りかかったので、カジノ辺りまで連れて行ってくれるよう頼んだ。
あとから調べたら一時間くらい歩く羽目になりかけてたようだから、助かった。
おどろいたのは途中に検問があり、パスポートを見せろと言われたことだ。もはやラオス国内でありながらラオスではないのだ。
タクシーに前もって入手していた元を支払って降りると宿を探す。
しかし、ここは元が流通しているから困った。ホテル代が手持ちの元では足りないのだ。クレジットカードも使えないホテルが多い。
更に驚くべきことに、中国人に英語が全然通じない。これは困った。
何件もジェスチャーでホテルとコミュニケーションした結果、ラオスのkipでもOKなホテルが見つかり、難を逃れた。料金は中国元で300元。
カジノでバカラをを2時間ほどやって8000円ほど負けて帰り、寝る。
翌日、タクシー運転手に「フアイサイ!」と言うと翻訳アプリを起動して「長距離用バンのターミナル」に連れて行くと言う。100元払う。
町中にバスなど公共交通機関が無く、不便だし、長距離用ターミナルもかなり離れた位置にあるため、持続可能な都市発展をしにくいのでは?と疑問が残る。更にいうと両替もしにくかった(あまりそういう場所がない?)。
帰るときは時間がないため、バンを貸し切った200元(元を持っていてもしょうがないので使う目的もあった)。
フアイサーイへ。