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短歌ノート|百花繚乱

2013年夏にスタートできたはずのサービス。
短歌を投稿すると、名刺大のカードが自動的にPDFでできるというサービス
・インターフェイスはHTML
・WEBアプリケーションの根幹はColdfusionで制御
・データーベースはPostgresql
・PDF生成は、InDesign Server

100首たまったらPDFを綴って冊子にする計画

短歌投稿時にそれにまつわる文章、画像を投稿してカードをつくる。
かならず「よみがな」を登録してもらい、重複投稿をチェック
(ひらがなの濁点、半濁点はずして平音にしたデータも登録したりしてよみがなだけでも入力した文字列以外に3パターンくらい登録)
縦書き、ルビ、圏点、文字回転、縦中横etc、、それなりになんでも出来る仕組み出来てたんです。
身近な友人には公開前のテストもお願いしていたくらい。

公開前に全面中止にしました。
直前に色々声をかけて、協力をつのった短歌界隈の友人、知人、恩人には期待だけさせて申し訳ないことをしたとおもう。
あらためて、ここでお詫びする。

このサービスには、もうひとつの顔があってね、それはとあるZineの短歌投稿の管理編集校正レイアウト機能も兼ねて作っていた。自動化できるところは全部やってしまおうと、そのZineのデザイナーさんの一人と話をするために大阪まで出かけたこともあった。システムが出来上がったところで話はなかったことに、と。正式に依頼を受けていたと思い込んで嬉々として本業の時間も使って作っていたのが本当に愚かなことでした。

ほぼ10年ぶりにこの画像や、当時のプログラムのソースを見ました。
本業ほっぽり出してやってたんだろうなというのがわかるファイルのタイムスタンプ。
それまで10年かけてやってきたことの集大成と思って、誰かの役に立てばいいと思って作ったんだろうな、ってのがありありとわかる。
別に報酬を求めてたわけでも名声を求めてたわけでもない。
みんなが楽しければいいじゃんってはじめたこと。

この事をきっかけに短歌の集まりに自分から参加することをやめました。
怒っていたわけでもなんでもなくて、ただ人と関わるのが億劫になって無気力になったんだと思う。
丁度、自分の体調面で不安も検査であらわになったときと重なるので今日まで忘れてるふりをしていました。

ゆびきりで心に残るやまいだれ消えてなくなる明日は晴れる

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