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2021年1月~12月の生活改善
昨年2020年1月から「◯年◯月の生活改善」の記録をnoteに残す挑戦をはじめました。
元ネタは愛読しているブログ「敏感肌ADHDが生活を試みる」さんのコーナーから頂いています。
※現在はコーナーの更新は停止しているご様子です。
前回自分で書いてから、1年。
色々な事情や自分の調子などの影響もあって、note自体を書くことができなかった&書く気持ちになれなかった、ということがありました。
ですが、やっと年末になり、気力が戻ってきたので自分自身の生きた足跡として、生活改善の記録を残したいと思います。
1年分なので、全部ではなく、大きなものだけを。
◯(条件付きで)ものを増やしはじめた
昨今のミニマリズム(最小限主義)の流行と、自分自身への相性の良さもあって、「ものは少なく」をモットーとしていました。
今年はそれを転換して、条件付きではありますが、ものを増やす方向へ舵を切りました。
昨年までは減らすことばかりに囚われて、自分自身まで断捨離してしまっていることに気がついたのが大きな理由です。
かといって、無条件にものを増やすことはしたくはない想いに変わりはありません。
そこで、条件を課しました。
「それを増やすことでより自分らしくなれるものは増やしてOK」
正直、かなり難しい。「自分らしく」がわかっていないだけに、余計なものが増えたり、失敗もたくさん。。。(それこそ食品・日用品レベルで色々と...)
それでも、「少なさ」を追求するだけよりも、メンタル的には楽になった感じが、生活の中で増えたと感じました。失敗はたくさんあっても、少しずつ「ものは少なく」と「嬉しさを増やす」のバランス感覚が整ってこれたことが大きな改善でした。
◯「生活の基礎」を学び直しはじめた
「ものは少なく」だけから転換をはじめたのと同時に、「生活の基礎」も学び直しはじめました。
・そもそも◯◯(料理の名前)ってどうやって作るの?
・そもそも◯◯の掃除ってどうやるの?
・そもそも◯◯のお手入れってどうやるの?
・そもそも◯◯ってどうやって管理するの?
・そもそも◯◯って何につかうの?どんな意味があるの?
たぶん、多くの人にとっては当たり前の内容ばかりです。もしかすると、知らないのは自分だけかもしれません。知らなくても生きていける内容かもしれません。
ですが、いたずらに少なくするばかりで、基礎を無視してしまっていたらきっとたち行かなくなる。少なくするのなら基礎を学んだ上でやりたい。
↑こんな「初心者向け」の動画を色々な場面で探してみたり、
↑料理の基本を学びなおしたり、
一つ一つの生活動作の意味付けを学び、「どうしてこれがあるのだろう?」「どうして必要なのだろう?」を知っていく1年でした。
すべてをやれるわけじゃない、丁寧に暮らしてばかりもいられないけれど、知った上で省略するのと、知らないで自分勝手なスタイルを作るのとでは、やっぱり心持ちが全然違う。
生活の基礎を知ると、「生きた心地」が増えました。
時間はかかったけれど、やってよかった。
◯「何もしない」を大切にするようになった
今年は、マインドフルネスを深く学んだ1年でもありました。ジョン・カバット・ジン博士の本との出会いが、大きなターニングポイントでした。
マインドフルネスの練習を続ける中で、「何もしない」「何も変えようとしない」「"何か"で埋めようとしない」そんな時間を生活の中で増やすことができました。
「ただ座る」「ただ呼吸する」「ただ歩く」etc..
"何か"で埋めようとしないで「何もしない」ことで、やっと精神的な「余白」が生まれ始めました。
誰にでもできることじゃないし、自分もいつまでもできるわけじゃないかもしれないけれど、「何もしない」は生活の中に深く根ざすようになりました。それが5分であっても、1日であっても、「何もしない」はかけがえのない時間になりました。
そうして生まれた「余白」から、かえって気力が戻ってきたのは、とても不思議な感覚でした。
一般的な感覚ではないかもしれないけれど、自分にとっては「生活改善」でした。
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どんなに調子が良くても悪くても、感染症が流行っても下火になっても、「生活」を止めることはできない。
世界の大きなうねりの中で比べたら、たかが一個人のバカバカしい営みかもしれないけれど、できていないこともたくさんあるけれど、それでも「生活」のハンドルは絶対に握りしめて離さない。それだけは死守できた1年でした。