![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/43847938/rectangle_large_type_2_eced128607e8c7ef1e9db0a8feda5394.png?width=1200)
読書 備忘録③
タイトル:20社のV字回復でわかる「危機の乗り越え方」図鑑
◆この本を読む前の自分
企業の失敗談をケーススタディとして、自分の知識に取り込みたいと考えていた。様々な失敗例と乗り越え方を知識にインプットし自分の「型」をつくりたいと考えていた。大きい物事の事例ではあるが、自分の現場でも生かせることができると考えていた。
◆本について
企業の紹介、危機に至る背景の紹介、直面した危機の内容、危機の乗り越え方、まとめ(教訓にすべきこと)の流れで20社分の情報が記載されており、とても見やすく、教訓にすべきこともわかりやすかった。
<危機を招く背景>
#好調な業績#成功体験#自社を正しく把握できていない#顧客ニーズ軽視#大事にしていたことの欠如#市場崩壊#時代変化に鈍感#過去の栄光#競合他社#政府
<危機の乗り越え方>
#置かれた状況を正しく把握する#不断の努力#絶対に負けない執念#原点回帰#当事者意識#リスクある決断#愚直に向き合う#顧客が求めていることを正確に把握#毀誉褒貶は気にしない#次のビジネスの種をまけているか
◆心に残ったフレーズ
ウェザーニューズ創業者の石橋氏。創業前の職場である安宅産業にて木材の輸入に携わっていた。ちょっとしたトラブルで予定していた港で積み下ろしができないことが判明し別の港に変更して積み下ろすことを決断。運航会社にもその旨を伝えるものの、爆弾低気圧が発生し、乗船員が15名亡くなるという事故体験をもとにウェザーニュースを創業している。天気という天災であるにも関わらず、彼は人災だと捉え、このような事を2度と起こしてはならない使命感を持っていた。天災も人災として捉え、事業にする行動力、圧倒的当事者意識は心に残った。
◆行動すること
今できる新しいことに挑戦する。自分の知見を広げる。