クラウドに保存できますか
「クラウド」というモノをどうしても信用することができない。
端末に保存か「クラウド」に保存かというと、端末の方が自分の手元にあるような安心感があり、そちらを選択してしまう。
「クラウド」というモノを恐らくは理解できていないのだろうと思う。
「昭和の人間ですから」というのがこの感覚の妥当な説明であるような気がする。
端末の容量は知れてるのだから、そのうちどうにかしなくてはならない羽目になることはわかっているのだが、それでもとりあえず端末に保存してしまう。
端末の中でも「本体」と「SDカード」ってあるから、ここでは基本「SDカード」にしてる。
「SDカード」はその「カード」自体のモノを自分で見て、触って差し込んでるから「クラウド」のような不安感はあまり無い。
「本体」にしても「SDカード」にしてもそもそもその「データ」といったもの自体が見えなくても、「本体」ならスマホそのもの、「SDカード」ならそこにプラスチック複合体(ゴミを分別するときの呼び名か)としてのカードがあるから納得できる。
だが「クラウド」となるとその存在は正に「雲」である。
「雲」なんて不安定極まりないものに自分の「大切なデータ」を保存するなどという気にはならない。
だって、「クラウド」なんてものはそれが「ある」と言われているだけで、それが本当にあるのかどうかなんて、自分の「感覚」では何も感じ取る事ができないではないか。
その「ある」という言葉を、その、自分がよく知りもしないIT企業の言葉をどうして信じられるのか、なんて考えてしまう。
こういった感覚からは、わかっているつもりでいてもいつまでも抜け出せないのだ。
これはただ単に「ITリテラシー」が低いというところから来ているだけなのだと、実は気付いているのだが。
こんな昭和な感覚の私が「クラウド」を信用するにはどうしたらいいのか。
ITについて、もっと学ぶ必用があるのだろうなぁ。
わかってんじゃん。