望まれることもあるのだよ
いつもは疎まれ、忌み嫌われ、「残念」「やっても無駄」の代名詞として使われてしまう
「雨」 なのだがだが、この炎天下では、涌いてくる黒い雲に大きな期待が寄せられる。
この殺人的な気温を少しでも何とかしてくれと人々の願いがあつまる。
普段は犬猿の仲なのに共通の強大な敵が出てくると途端に仲良くなる友達関係や、政治家の世界のようだ。
しかしその後はどうなるか、それぞれそこがその人の人間性であったり、器であったりするのだろうか。
ともかく、一雨来てほしいという願いは間違いないこの暑さだ。