マスク緩和と花粉症
政府が5月の大型連休明けから新型コロナウィルスの感染症対策を季節性インフルエンザと同じ「5類」に緩める方針にしたらしいのだが、マスク着用緩和に不安な人が64.8%もいるらしい。
私からしたらマスク緩和が不安どころではない、ありえない。
これからがマスク着用シーズン到来、ここからが勝負ではないか。
花粉症はいかに花粉を取り込まないようにするかが重要である。
そのシーズンに取り込んだ花粉の蓄積量が症状となって表れるのだ。
1年経って次のシーズンになる頃には前のシーズンの花粉の取り込んだ量はリセットされるらしい。
だから花粉がまだ飛び始めるかどうかという今の時期からしっかりマスクをして、外から帰ったらしっかりうがいと、しっかり鼻うがい、しっかり手洗い。
いかにして花粉を体内へ入れないか、入ってしまった花粉をいかにして体外へ排出するか。
何年も、いや何十年も続けてきたその戦いが、今これから始まるのではないか。
私の家にはコロナ騒動前から大量のマスクの備蓄があり、毎年この季節になると数か月の間、いつも必ずマスク姿になる。
そして皆から「マスクマン」と呼ばれていた。
だがコロナ騒動で皆が「マスクマン」になった今、誰も私のことをそうは呼ばなくなった。
このマスク緩和の動きが広まると再び私が「マスクマン」と呼ばれる日が来るのだろうか。
いや、実は私はその日が来ないかも知れないと思っているのだ。
日本人にとってマスクはもはやパンツと同等の位置付けになっている。
すっかり生活に定着して、ないと不安になる。
つけていないと恥ずかしくて街を歩けない。
なによりマスクを外した時の顔があまりにも不細工ではないか。
マスクをつけた顔しか知らない人がたくさんいて、何かの拍子にマスクを外した顔で会ってももはや識別不能。
もちろん顔認証では別人となる。
世に溢れたマスク美人、マスク美男よ。
君たちもこれからは「マスクマン」としての人生を行くのか。
それも良いかもしれない。
花粉症が緩和されるという利点はある。