『ヘルメス・タロット』副読本「人生の物語」に編み方・読み方と人生で知って得する事
占いでクライアントに話す時、
人生の物語を考える時に、
「物語を編む」事が難しい場合があります。
そんな問題を解決するべく、この一文を書きました。
なぜ、そうなるのか?
人生を進む上でも難しい事は多々ありますが、起こるべくして起こる事は避けようもありません。
それぞれの方々によって、その現れ方は様々でしょう。
その様な出来事を乗り越えるためにも、読んでおくと損をしないPDFになっています。
以下にPDFの一部を掲載します。
・始文
まず、「始文」なる言葉は存在しない。
私のボキャブラリーの中から生成された造語であり、意味は始まりの文で あり、「まえがき」と言われるものの違う表現といえるでしょう。
これから書いてゆく、「物語を編む」とは、表現上の言葉を使って、物語と いう文章を話す事です。
日本では、「語り部」、英語圏では、「ストーリーテーラー(storyteller)」 にあたるのだと思います。 同じように、今までに存在しない物語を、糸となる材料を集め、縦糸と横 糸を縒り、織り機で布を折り、その布を服に仕立て上げて、お渡しする事 と同義になると思います。
そして、その服を着て街に出かけた人が、幸せになる事を祈るようにと語 る事ができれば、とても素晴らしい仕事なのだと感じずにはいられません。 そう、「物語を編む人」は、白魔法使いのように、人に幸せをもたらす仕事 でもあり、それを目指す人の憧れでもあります。
「私の思いから発した言葉で、数多くの人が幸せになる。」そんな思いが数 多く生まれるように、この物語を始めていきたいと思います。
キスカ57号
・人生とは「物語」
これはあくまで私の主観ですが、「良い人生」、「素晴らしい人生」、「悪い 人生」、「つまらない人生」、「取るに足らない人生」と口にする人がいらっ しゃいます。
私達は、メシア(法を説く者)でも、預言者(神仏の言葉を預かる者)で もありません。
しかしながら、私は、法を外して行きていくのには、あまり好まない傾向 にあります。(悪法は嫌いです。)
知らずに犯す罪は、際限なく歯止めも効かず拡がる傾向があります。
道徳的な概念をある程度持っていても、「この位なら・・・」と思ってし まう事もありますよね。 私もそうでしたよ。
生まれてこの方、人生で起こった事の全てが解決している訳ではありませ んので、まだまだ正すべき所が沢山あります。
「正すべき事がある。」 その基準を知り受け入れる事も、人生の中では大変な事業ではないかと思 いますし、「新しい基準を受け入れる柔軟さを持っているのか?」と問わ れると、頭が固い部分があり、「めんどうくさいな。」と思ってしまう事もあるようです。
特に、神々が説かれた、「法(地上の人間が行きてゆく中で、自分の正し い方向、人としてあるべき姿、間違っている事などへの修正方法など)」、 知らずに育ってしまい、家族でも学校でも教えてくれなかった事ばかりで ではないでしょうか?
現代人として、戒律(宗教的な決まり事)から逃れようとするためにとの 教育を受けた賜物ですね。
この件に関しては、取り敢えず他に責任を擦り付けておきます。
ある時に気付いたのですが、ここ(神仏や道徳的な正しさ)から逃げてし まうと本来の正しい事や、他の次元の事(霊界の事)にも理解が及ばなく なります。
「今だけ、カネだけ、自分だけ」とは、平たく語ると、「この世しか無 い。」と翻訳出来ますし、これを喜ぶのは悪魔や悪霊だけですね。
家庭からも学校からも習わなかった、「色々な知識」が物語を編むには大 切な事になってきます。
さて・・・・御託はさておき
因みに、御託(ごたく)とは、「神仏のお告げ」との意味もありますが、 「偉そうに言い張る」との意味もあるそうです。
本来において前者は、「御託宣(ごたくせん)」と言い、神が人の口を借り て話す事です。 後者の、「偉そうに言い張る」になると、「御託を並べる」との表現になる ようです。
おもしろいですね。
この章の冒頭で、「つまらない人生」、「取るに足らない人生」と書きまし たが、本当にそうでしょうか? どれ以上の人生が、「取るに足る人生」なのでしょうか? 「取るに足らない」とは、「わざわざ取り上げる価値もない。」との事です が、私にとっては、「大きなお世話」でしかありません。
最近は、「人生ポイント(対象者の、学歴、所有物、収入、資産、懲罰な どをポイント化して評価するもの)」的な考えも出てきていますが、他人 から評価されるいわれは何もありません。
そんな暇があるなら、「人一人でも幸せにして来い。」と思ってしまいま す。 何故なら、人間の魂は遠い過去から存在しています。 そこもポイント制にすると、この世だけでしか生きた事がないと言う人は 赤点になると思います。
心(魂)は、過去からの総合力で生きているからです。
だからこそ、誰でも自分に自信を持って、胸を張って生きていて良いのだ と思うのです。
「思い出す事もできないが、私の心(魂)も永遠の存在なんだ。
こんな私でも、私の心(魂)は遠い過去から色々な人生と、霊界での時間 を過ごしてきたのだ。
今回は目立たなかっただけだろうし、充電期間なので十分な働きが出来な かったのだろう。
しかし・・・、だいぶん充電もできて来たので、自分も、周りの人も幸せ になるように今日からまた頑張ろう!」
もう、そろそろ皆さんのバッテリーも充電中の赤ランプから、充電完了の 緑ランプに色が変わって来た事でしょうから、話を次に進めます。
この章の、「人生は物語」とは、誰でも過去から色々な地上経験をして来 ている事を意味します。
物語を編む事柄を列挙するとなると切りがないので、一旦置いておきま す。 皆様は、色々な自伝、伝記などを読まれた事、耳にした事がお有りだと思 います。
彼らの人生が語られるのは、単に「変人の人生」の暇つぶしの読み物とし て見るのではなく、「こんな考え方、こんな人生もあるのだな。」と取り敢 えず感心してみてください。 感心し共感すると、「あら不思議!自分が体験したかのよう」に思えてき ます。
「〇〇はこんな時に、こうしていたな・・・」 そう思った時に、体験していない人生が、あたかも自分が過ごした人生の ように感じてしまう時があります。 逆の話で、「愚痴」についてもそうですが、他人の愚痴を聞き、共感する と愚痴を発した人の不幸を同じように被る結果になります。
「良い生き方をした人の言葉」を真似ると、その言葉に感銘を受け共感し て、他の人にその言葉を伝えると、それを聞いた人は、その言葉に共感し た時に、他の人にも良い言葉を伝えたくなります。
あまり誇張しなければ、カッコつけでも良いのだと思います。 「〇〇がこう言ったってさ。俺もそうしてみたいと思ったよ。」 心から出る言葉には衒い(てらい:自分の才能や知識を見せびらかすこ と)も、誇張もないでしょう。 極端に意味を変えて話す事も出来ないでしょう。
それが心の奥から出た言葉であれば、伝わるものがあると信じています。 そして、遠い過去で同じように共感した事が必ずある筈です。 心(魂)は、絶対に忘れる事がありません。 共感し、胸が熱くなり、心(魂)が打ち震えた感動の一瞬を、絶対に忘れ る事はありません。
誰でも、遠い昔から今までに蓄積した心(魂)の力は、山をも動かすエネ ルギーを持っています。 そんな長い経験が、物語を編む、縦糸、横糸であり、織り機から編み出さ れる、白磁に浮かび上がったような模様のように、美しい絹の生地になる のでしょう。 そして、その肌触りの良い生地は、今の時代に合った気品溢れる服(言 葉)へと仕立てられて、「白魔法使い」は、その言葉を発するのです。
それは、ある意味で神の代理としてクライアント様に渡される、金言にも 似た響きがあります。 誰でも、その素質を持っています。 その素晴らしい素質を使わない事は、勿体ない事なのです。 結論として、「物語を編む」材料はあなたの心(魂)に記憶されている熱 い思いと、共感した自分以外の人の人生からの贈り物で成り立ちます。
冒頭の一章目までをアップさせて頂きました。
この後にも約500年前に日本で生活していた、源治郎(げんじろう)さんの話を挟みながら、まずは、自分の人生の物語を振り返り、自分と自分の心を理解し、人を理解し、人生の物語を編んでいきましょう。
PDFのダウンロードは有料になります。
◆『ヘルメス・タロット』「人生の物語」の編み方・読み方と人生で知って得する事 単体500円
◆『ヘルメス・タロット』小アルカナ物語 単体500円リンク
◇上記2点セットで950円になります。
◇2点セットと、◆『ヘルメス・タロット』「人生の物語」の編み方・読み方と人生で知って得する事
それぞれのリンクは以下に張っております。
以下は有料ダウンロードスペースになります。
◆『ヘルメス・タロット』「人生の物語」の編み方・読み方と人生で知って得する事 単体500円
商品はPDFのために返金しておりません。
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『ヘルメス・タロット』を、外注に出す為に資金を集めています。 タロットが身近になるように、怖くない「棒人間」で絵を描いています。 カード番号は画中はローマ数字、絵の下には算用数字、カード名も日本語です。 上下に正逆位置の意味を書いています。 誰もが幸せになる事を目指しています!