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ゴキブリは昆虫界のキムタク

ほんとゴキブリって怖いですね。
養蜂場に生えるイネ科の雑草を駆逐するにはどうしたものかと日々頭を悩ませる養蜂場長です。

養蜂をしていますと、ミツバチの巣の側にはいろんな昆虫が集まってきます。温かいということと餌を盗めるからだと考えています。全ての養蜂用のミツバチの箱にゴキブリは集まっているはずです。(自分調べです)
家にいるゴキブリは怖いものがありますが、自然の中で見るとそこまで怖いと感じません。見慣れてしまったからでしょうか。

巣箱に防寒用の段ボールをのせて。雨で巣箱の木材が傷みにくいようにとトタンの屋根をのせ、それが飛ばないように重しをのせる。それを取り払いますが、段ボールを取ると見事に沢山のゴキブリが出てきます。所見の方は悲鳴を上げるレベルでしょうか。都度、追い払いますが 1週間後には元通りです。

それを見ながら、一緒に養蜂をする昆虫博士とゴキブリ談義をしていて、面白い話しがありました。

ゴキブリは日本語である。

英語ではコックローチですので、英語ではないと皆さん思ったりはしますが日本語というのは自分的には意外や意外。

御器でゴキ。嚙かぶりで「ごきかぶり」が変化してゴキブリ。

江戸時代から呼ばれていたそうです。食器を噛んだからなのか、食器の裏側に居たからなのか。ある意味、同時から食器のある場所だから、台所にいたのかなと思うと、ブレない奴だと思えてなりません。
北海道にはゴキブリがいないと、そんな話しも聞いたりましたが、実際1980年頃までゴキブリの生息分布は青森だったようで、本当のことなんだと改めて思いました。

昆虫界でゴキブリってアイドルなのか?

と思った理由が、主におお7スズメバチの巣の中でも群れで暮らしているからです。養蜂もしておりますが、むしろスズメバチハンターのほうが知名度があるのかなという春日部養蜂場ですので。共存してるのを見ると昆虫同士だとそんなに嫌われ者ではないのかなと思ったりします。
ミツバチ同様、スズメバチも大きな群れなので巣の中は温かいし、食べ残しや糞等が巣の下に落ちてきたのを食べながら暮らしている。
自宅警備員なのか、ヒモなのか。
さてさて、ツルツルしていて針が刺さらないとも考えられますが、スズメバチは大きな顎もあります。オオスズメバチが昆虫と対峙した場合、攻撃方法は顎によるもので、これはツルツルしているとか関係ないように思えます。

蜂で言えば、そのほとんどがメスですので、女性に人気のアイドルでこの度キムタクなんて言ってみましたが。虫同士、本当はどんな存在なのか。


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