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立ち食い・セルフそばのネギ問題

ネギ多め?

立ち食いやセルフそばの場合、街の蕎麦屋に比べてネギの量が多いと感じる方は多いでしょうし、それが好きで行っている方もいると思います。
街の蕎麦屋だと、小皿にちょこっと乗っている場合が多く、立ち食いだとどっさり乗っていたり、店によっては多めオーダーに応えてくれたり、セルフになっているところもあります。(ちなみに私は無し派閥です)
例えば、江戸時代など屋台でそばが売られていた時代は、ネギの殺菌作用なども考えて多めに盛っていたという事も考えられ(完全な憶測ですが)立ち食いそばはその流れなのかなとも想像出来ます。
しかし衛生状態の良い今の時代、風味の強い薬味野菜は、料理の味を損なわない程度に乗せるというのが本来の姿(というか無くても良い)だと個人的には思いますです。そもそも、苦い・辛いなどは味覚・感覚としては毒ですからそれが美味しいと言うのはおかしいのです(でも春菊とか好きですw)
で、よくやり玉にあげられるのが、丸亀製麺ネギ問題ですが、ネギ盛りすぎとか、ご飯を頼んでフリー天かすとネギをどっさり乗せて食べるとか、無料なのを良いことに尋常じゃない量を使ういわゆる「ネギ乞食」という客が一定割合存在します。また、小諸そばなどもネギはポットに入っており自由に使えますが、その中身を全部使ってしまう乞食もいるわけです。牛丼屋の紅生姜乞食問題と同じようなことです(別に店がそういう制度にしているのだから知ったこっちゃないですが)

セルフネギ実験をした結果の話

某セルフそば店の一部店舗でネギをセルフにする実験をしたそうです。目的は、従業員のオペレーションの負担軽減と、ネギ乞食によるコストアップのバランスを見ること。ちなみにその店ではネギ多めは3倍までは無料となっていますが、口頭でネギ3倍・多め・なしなどを受け、間違えれば怒られるなどで結構負担となっていたようです。(増しは有料にすればいいのにといつも思っています)
で、結果的に、ネギの使用量3倍、原価率2%アップというなかなかえげつない結果が出たそうです。通常は3倍までOKで、何も言わない人やなしの人もいることを考えると、、、ネギ乞食恐るべし、というか「ネギ多め」といつも言っていない人の中にも、ネギを多くほしいと思っている人が結構いるということでしょうか。ネギ味のそば食って美味いと思う味覚障害が多いとも言えるかも知れません。あとは、ただだったらもらっとけ精神(まさに乞食)もあるでしょう。
ということで、実験店舗での結果を見て、セルフネギは見送りとなりました。まあ、丸亀や小諸そばの現状を見ていれば想像はできていたことではありますが、実際結果を見てそこの担当者は結構ショックを受けていましたw

結論

「ネギはセルフです」を「ネギは食べ放題です」と履き違えている人(というか自分の良いように解釈する人)が多いなあと。
ネギ食べたきゃ、家でネギ刻んで食えばいいじゃないか。ん?ネギは高い?お前乞食だぞwwwお前の口ネギくせーぞwww
ということで、これからも私はネギ乞食を軽蔑して生きていきます。
それではさようなら。

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